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ニュースサイト 宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

「現職閣僚を支える重みをよく考えて」古賀さん、連合長野にハッパをかける

2010年07月03日 20時17分52秒 | 人物
 3日付日経新聞に参院選長野選挙区(11日投票、定数2)のことが書いてありました。小沢系民主党新人候補が、普天間問題に関して、

 防衛大臣の北沢俊美(北沢としみ)候補を批判して、県民を混乱させると問題になっていました。これは県内数万票とみられる、社民党(連立離脱)の支持者を取り込もうという小沢系の思惑だったようで、連合長野の一部に波紋が広がったそうです。

 そこで、6月上旬、連合の古賀伸明会長は、連合長野の近藤光会長に対して、

 「現職閣僚を支える重みを考えて欲しい」と釘をさしたそうです。

 これは古賀さんの言うとおり。参院民主党を代表して、内閣に入り、防衛大臣をやっている北沢俊美さんの参議院議員という職を守れなければ、働く仲間の味方である「連合」の面目は丸つぶれです。

 としみさんが防衛大臣になったのは、貧乏くじの面もあります。17年夢見た政権交代が実現し、長男家にも次男家にもダブル初孫が生まれ、そして初入閣。北沢俊美の2009年(平成21年)はトリプル・ラッキーのようにも見えますが、防衛大臣として「最低でも県外」という「バカ殿の戯言」に振り回されました。

 そして、ことし5月20日、バカ殿に対して、「総理、どうして決断できないのですか!」と机を叩いたエピソードは広く報道されています。

 政治とはチームプレーです。本田選手のように陽のあたる坂道を昇る人もいれば、本田選手の靴を直している人もいます。

 
 [写真]日豪2+2にのぞむ北沢俊美防衛大臣(右端)=2010年5月

 縁の下の力持ちがしっかりと評価される日本を作りましょう。長野県民のご慧眼を信じています。

 ひょっとすると、これが、としみさんの最後の選挙になるかもしれません。私も、火曜日か水曜日ごろ、アポ無しで長野に行こうと思っています。ひょっとすると、ゆるんでいるかもしれませんからね。100%以上の絶対必勝のために、最後の最後まで油断は許されません。

 なお、親友である外相の岡田克也さんは、選挙前から長野入りしたいとの希望を持っていましたが、党本部から重点区への応援を指示されており、選挙中の長野入りはないもようとなっています。

 とにもかくにも、勝たなければいけません。

 第22回参院選長野選挙区に立候補している人は届出順に次のみなさんです。

 若林健太 46 自民 新 
 中野早苗 62 共産 新
 高島陽子 42 民主 新
 北沢俊美 72 民主 現
 井出庸生 32 みんな 新
 臼田寛明 44 諸派 新

 

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