[写真]警視庁麹町警察署を取材する筆者、ことし1月。
治安が悪化していることが分かりました。
警察庁が先月まとめた統計で、ことし1月から6月までの刑法犯認知件数は33万3003件で前年同期比21%増、検挙件数が12万5333件で同4・9%増となりました。
警察当局が発表していない、「認知件数から検挙件数を引いた数」を算出すると、前年同期比で34%増という大変な治安悪化の割合となります。
警察当局はコロナ禍前の水準より治安が良いとしています。実際に8%ほど治安が良い水準となっていますが、凶悪・粗暴・窃盗犯は既にコロナ禍前より悪化した水準となっています。また、前年同期比で増えていることから「体感治安」も悪くなった気配もあります。
安倍晋三(昨年7月射殺)、菅義偉両元首相の事務秘書官が、警察庁長官や警視総監に出世したことで、警察当局への不信感が高まる「割れ窓」ができで、47都道府県の警察官らがやる気を失ったかもしれません。
次の第50回衆院選(再来年10月より前に施行)で、岸田文雄首相率いる自民党・公明党の政権与党にとって逆風となりそうです。
以上です。
治安が悪化していることが分かりました。
警察庁が先月まとめた統計で、ことし1月から6月までの刑法犯認知件数は33万3003件で前年同期比21%増、検挙件数が12万5333件で同4・9%増となりました。
警察当局が発表していない、「認知件数から検挙件数を引いた数」を算出すると、前年同期比で34%増という大変な治安悪化の割合となります。
警察当局はコロナ禍前の水準より治安が良いとしています。実際に8%ほど治安が良い水準となっていますが、凶悪・粗暴・窃盗犯は既にコロナ禍前より悪化した水準となっています。また、前年同期比で増えていることから「体感治安」も悪くなった気配もあります。
安倍晋三(昨年7月射殺)、菅義偉両元首相の事務秘書官が、警察庁長官や警視総監に出世したことで、警察当局への不信感が高まる「割れ窓」ができで、47都道府県の警察官らがやる気を失ったかもしれません。
次の第50回衆院選(再来年10月より前に施行)で、岸田文雄首相率いる自民党・公明党の政権与党にとって逆風となりそうです。
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