【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

シャンシャン総会で幕引き図る執行部に、篠原孝さんが正論「討論会を新潟市と長野市でやるように長く、ネット頼みはだめ」、比例北陸信越ブロック1減(4増4減)にも危機感か

2024年08月07日 22時25分07秒 | 第50回衆院選(2025年11月より前)
[写真]両院議員総会の会場に入る篠原孝さん、きょう2024年8月7日、衆議院別館で、宮崎信行撮影。

 立憲民主党は臨時両院議員総会で、泉健太代表の1期目満了に伴う代表選日程を決めましたが、岡田克也幹事長・川田龍平総会長ら「シャンシャン総会」での幕引きをねらったところ、篠原孝さんが発言を求めて、「ネット便りではだめだ」と意見をしました。篠原さんは「与党の自民党総裁選が関心を集めるとし、前回(第48回)衆院選で、自陣がコロナ禍を気にしてミニ集会を控えたことから、6500票の僅差での惜敗(比例復活)につながったとしました。

[写真]執行部に対して発言する篠原孝さん=同。


 そのうえで、都知事選でYouTubeで人気を集めた候補者が2位になったことから、SNSを生かした代表選を模索するなか、討論会が大事だとして、「例えば1日で、新潟市と長野市の2会場でやる」ことを提案しました。

 篠原さんは言及しませんでしたが、次の衆院選は10増10減(山口4区・和歌山3区・広島7区廃止など、東京26区から30区新設など)のほかに4増4減もあり、比例北陸信越ブロックが1減となり定数10になります。前回は「自6立3維1公1」議席を分け合い「共0国0令0」でした。北陸新幹線が福井まで延伸しましたが、なお、最も「地域が多様」なブロックがわずか10議席となります。

 「高木毅さんの裏金」「見捨てられた能登半島」「新幹線が福井まで」「新潟はいつも接戦」「長野県生まれの田村智子さんが共産党委員長に就任」「自民党長野県連の2つの殺人(中野市議会議長の子の警察官2名殺害と塩尻選出県議の妻殺害)」とあまりにも変数が多い北陸信越にとって正念場の次期(第50回)衆院選。民度の高さで日本1位タイとされる長野1区の篠原さんが正論の矢を放ちました。

 さてさて、これからどうなりますことやら。

 ◇次期衆院選の報道では、タイトルに小選挙区名を入れない方針なので、選挙区ごとの記事はブログ内検索等でご確認ください。

 以上です。


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