宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

参・予算委「収支報告書は繰越金など形式チェック」と選挙部長、「離婚後共同親権法案」先行審議の動きが

2024年03月11日 19時28分13秒 | 第213回通常国会 令和6年2024年1月召集
[写真]参議院第一委員室の「議員傍聴席」、今から7年前の2017年、宮崎信行撮影。

 「裏金」「闇金(幹事長の政策活動費を筆者が表現)」が続く参議院予算委員会ですが、そろそろ出口を見据えた時期になります。

 今週の国会は、先週金曜日に閣議決定した「離婚後共同親権法案」(213閣法47号)が木曜日に審議入りするらしいという誰の目にもいかがわしい日程案となっています。ちなみに213閣法1号(所得税法改正案)がまだ成立していないのに、「閣法47号」というだけで、あやしい。統一教会の教義にもとづくという批判が針小棒大なのはわかっています。ですが、「止められなかった責任」は全議員にも、有権者にも残ります。

【参議院予算委員会 きょう令和6年2024年3月11日(月)】
 「令和6年度予算案」は7日目で、一般質疑3日目。与党のみ1時間45分コース。公明党議員の問いに、総務省選挙部長は、政治資金収支報告は、選挙部が団体の「前年からの繰越額」が、前年分の「翌年への繰越額」と合致しているかどうかなど形式をチェックし、必要ならば問い合わせていると答弁しました。

●衆議院の審議はありませんでした。

●あすの予定 参・予算委が終日、有識者と予算委員が質疑する中央公聴会。大臣たちが、衆参とも一斉に委員会で所信に対する質問で答弁します。当然、全局全課をあげて国会対応の一日となります。散会直前に、予算関連法案の審議入りがあります。

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Ⓒ2024年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。


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