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ニュースサイト 宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

[きょうの国会]第3次補正予算案の基本的質疑、公明党の赤羽一嘉さん「阪神大震災を経験して強い中央官庁をつくることに私は政治生命を懸けている」、自・民とも歳入下振れによる補正は初めてと指摘

2017年01月26日 17時21分29秒 | 第193回通常国会(2017年1月から6月まで)学校法人森友・加計学園国会

【衆議院予算委員会 平成29年2017年1月26日(木)】

 今年度(平成28年度)第3次補正予算案の基本的質疑1日目があり、自、公、民が質問しました。今年初めての第一委員室からのNHK国会中継となりました。

 今次補正の性質について、自民党トップバッターの小野寺五典政調会長代理は、「今までは税収上振れなどアベノミクスの果実による補正だったが、今回は1・7兆円の赤字国債を追加する補正だ」と冒頭、与党が性質の違いを認めました。

 民進党の玉木雄一郎さんも「全く異なる補正予算だ。税収が想定より2兆円落ちて、赤字国債が2兆円増えている」とし、過去の例では経済危機・大震災のときに限られていた、と明示し、経済・財政の危機感を持つよう促しました。

 安倍首相は小野寺さんに対して、オバマ米政権で、ジョー・バイデン前副大統領がTPPでリーダーシップを発揮し、麻生副総理とも人間関係があったと明かしました。

 公明党の赤羽一嘉さんは、文部科学省の天下り問題について、「与党だが、全く擁護するつもりはない」と語りました。奨学金問題については、「私も初めて知ったが、OECD諸国で、学費が無料なのに、給付型奨学金を出している国がけっこうある」とし、これまでの公明党の主張とやや違う側面からの議論を展開しました。

 この後、阪神大震災の経験を踏まえて、「被災自治体の職員は自らが被災者であり、災害対応の仕事をしていたわけではないので、マニュアルを見ながら仕事をしている。私は、D-MAT(ディーマット)のような、中央官庁の、強い調整官庁が必要だと考えている」とし、「政治生命を懸けて必ず成し遂げる」と語りました。赤羽一嘉さんは、阪神大震災当時は、新進党兵庫県連所属で、小池百合子さんや、石井一さんらと対応にあたっていました。

 民進党の質疑では、日本時間前日に、トランプ大統領がTPP永久離脱の大統領令を決定したことにからんで、安倍首相が日米FTAの交渉にあたることもありうる、との趣旨の答弁をしました。玉木さんへの答弁。ここは気になるところです。

 細野豪志さんは「天皇の人権」という、私が今まで聞いたことがない言葉を示しながら、退位について聞きました。

 大西健介さんの、36協定の上限規制に関する質疑では、安倍首相は集中力を欠きました。安倍さんは面白がりながら、「担当大臣が答えた通りです」との答弁を繰り返し、場内が騒然となりました。私もサラリーマン時代、36協定による月180時間労働を新卒入社2週間後から11カ月間続けさせられた身。今、生まれた時からの家業である、経営者という立場となり、どこか他人事のように思う自分がいたのですが、きょうの総理の態度には憤慨しました。

【参議院】

 ありませんでした。

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