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ニュースサイト 宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

【比例北関東】【茨城7区】「無敗の男」立憲・中村喜四郎さん議席比例含めても五分五分の劣勢、東京新聞など報道、各党議席総数は東京・神奈川・茨城・埼玉・愛知・北海道で最終攻防50議席動くか

2021年10月28日 15時26分28秒 | 新・立憲民主党2020年9月15日結党
 [写真]立憲民主党の中村喜四郎・衆院候補、議員会館内で、おととし2019年11月、宮崎信行撮影。

 きょうは令和3年2021年10月28日(木)ですから、第49回衆院選は残り2日半。接戦区の数が、東京・埼玉・茨城・愛知・北海道など人口・選挙区・壮青年労働者が多い都道県に集中。金・土の追い込み・政党街宣で、小・比あわせて50議席動き、政権・幹部の運命を大きく変えることが予想されます。

 「東京新聞」は、比例北関東・比例東京・比例南関東の選挙区・比例の情勢分析を掲載。この中で、茨城7区では「無敗の男」立憲民主党の中村喜四郎さんが、自民党公認・公明党推薦の永岡桂子さんに劣勢だと分かりました。

 比例北関東の立憲民主党の獲得議席は5つ程度になりそうだと分かりました。この5つの比例議席を、複数の埼玉県議経験者を含む5人前後の県議経験者、全くの新人(比例単独の前議員含む)2人以上、そして仮に小選挙区で惜敗したら中村さんの合計8名前後で争うことになりそうです。

 ですから、比例も含めて中村喜四郎さんの議席維持は、五分五分といっていいでしょう。




[写真]茨城7区の自民・永岡桂子候補、先月2021年9月、自民党大会ホテルで、宮崎信行撮影。


[写真]茨城7区の中村喜四郎候補、議員会館内で、おととし2019年11月、宮崎信行撮影。。

 北関東は歴史的に、江戸時代の五街道の宿場町が発展しつつ明示維新に取り残され、明治20年代に自由民権運動が盛んだったため、県議出身者の国会議員が与野党とも多く、元県会議長の孫同士の小選挙区激突も1選挙区あります。このため、埼玉県議経験者らはギリギリで逆転することもありますが、惜敗率勝負だと上位になりやすい傾向がハッキリあります。

 比例東京は維新が2議席を取りそうですので、小選挙区惜敗者のうち2人が当選しそう。東京9区では、自民党の安藤高夫さんが立憲の山岸一生さんをリード。東京8区は吉田リード。東京16区では自民・大西さんに、共産・太田さんが続き、立憲・水野さんが追いかけますが、過去に「22ポイント差を数か月で大逆転」したこともがある流動的な接戦区ですから、逆転もありそうです。

 自民党に他党がまったく歯が立たなかった千葉県北東部でも、11区・12区は別として、9区で立憲・奥野が自民・秋本にリード、10区で自民・林幹雄・前幹事長代理が後援会内紛もあり立憲・谷田川元と激戦。13区で立憲・宮川伸さんが自民・松本尚(新人)と激戦。

 神奈川4区は早稲田・浅尾、山梨1区は中谷・中島が最後まで争います。

 また、比例東京と比例南関東でれいわ新選組の議席獲得が有力となっていますが、仮に、「東京0・南関東1」になったら、同党の組織はどうなるのか。

 残り2日半。

 以上です。
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