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ニュースサイト 宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

【参議院】公用車(院車)の民間委託はわずか12名で、国家公務員が82名で年収800万円

2023年01月20日 20時26分27秒 | 閉会中審査
[写真]参議院麹町議員宿舎から参議院に向かう公用車、おととしの召集日、宮崎信行撮影。

【参議院議院運営委員会 きょう令和5年2023年1月20日(金)】
 令和5年度参議院予定経費で、各党質疑が行われ「了承」されました。本会議上程はありません。

 小林史武事務総長があいさつし「大任に身がひきします思い。もとより浅学菲才だが」職務に専念すると誓いました。明るい声質で、説明。この後、日本維新の会の清水貴之さんが質問。

 100台ある「公用車」通称「院車」について、運転手のうち参議院職員が82名、民間委託者が12名だと答弁しました。

 清水さんが自らの試算として、参議院職員の運転手が年収800万円、民間委託者が600万円だとしました。ここで、維新は、民間を増やすのが身を切る改革だという趣旨の意見を語りました。

 討論では、共産党の仁比聡平さん(昨夏国政復帰)が、「委員長手当の廃止や旧文通費の改革ができていない」と反対。清水さんも「国会図書館のみ賛成だ」としました。

 ちなみに、国家公務員法第100条で守秘義務が死ぬまでかかりますので、院車の中では大声で電話をかけてもかまわないことになります。また、政治部新聞記者1人を乗せて取材に応じることもできます。

 この結果、賛成多数で、予算が「了承」されました。

 来週月曜日からは通常国会。ガーシー議員の登院についても石井準一・議院運営委員長の真価が問われます。また、石井準一さんは、山下八洲男元参議院・衆議院議員(前立憲民主党岐阜県連顧問)に名前を勝手に使われ、JR東海からチケットをだまし取られ続けていたことが分かりましたtが、山下さんは有罪が確定しましたので、こちらの件に個別対応することはなさそうです。当面「石井参議院」がキーマンになりそうです。

 ところで、筆者はこの時間帯に参議院に居たのですが、てっきり本館2階開催だと思っており、「散会」の表示を後で見ました。参は記者が少ないので、「ひょっとして3階の第一委員会室か」と思いもしませんでした。また、立憲民主党の第5控室で、参議院採用の女性国対職員から誰ですかと言われたので、参議院食堂で昼食をとって、いそいそと帰りました。

このエントリーの本文記事は以上です。
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