
[写真]第一声を挙げる立憲民主党の代表(元総理)野田佳彦さん、宮崎県東諸県郡国富町で、けさ令和7年2025年7月3日(木)、宮崎信行撮影。
立憲の野田代表は「コメを買ったことがない」前農相の地元、宮崎県区の国富町で第一声を挙げ「食農支払い」への転換を訴えました。農地面積に着目した補償で規模にかかわらず農家を支援しつつ、欠落していた日本人消費者目線と食糧安全保障の農政を強調しました。
ところで、国富町は葉タバコの生産量日本一。黄色い花が成り、この時期が収穫期だそうです。国内およそ2000営農者の葉タバコは、自民党税調の決定で生産すればJTが必ず全量買い取ってくれる品種ですが、そこまで政府与党に優遇されても消費量縮小で廃業が多く、タクシー運転手さんに転職した農家さんも多いようです。消費者が先にあって、それから成り立つのが農業だという意識への変化が必要かも。
ところで、国富町は葉タバコの生産量日本一。黄色い花が成り、この時期が収穫期だそうです。国内およそ2000営農者の葉タバコは、自民党税調の決定で生産すればJTが必ず全量買い取ってくれる品種ですが、そこまで政府与党に優遇されても消費量縮小で廃業が多く、タクシー運転手さんに転職した農家さんも多いようです。消費者が先にあって、それから成り立つのが農業だという意識への変化が必要かも。
それはさておき、山内かなこ候補の演説会は渡辺創選対本部長が司会。前回ある調査で現職に5ポイント差に肉薄した現・宮崎市議の黒田女史が、「前回私を担ぎ出したのが山内さん」とスピーチ。一致団結を演出しました。福岡以外は1人区ばかりの九州が勝負のあやだと強調した野田さんは、その中でも山内候補の数字がよいとの趣旨の発言をし、集った山内さんを支持する聴衆のボルテージがあがりました。
「ザイムの使い勝手ヨシヒコくん」と揶揄されているとの噂を拭うかのように、消費税を歴史上初めて引き下げる食料品1年間消費税ゼロを明言し、元総理の安定感から「物価高から、あなたを守り抜く」とのタグラインを頭出し。3年前の同党は「物価高と戦う」としていましたが失速していました。
楽観は禁物ですが、同党は1人区、複数区、全国比例区とも議席増は確実な情勢。同時に、永田町の議員会館に陳情できないばかりか街頭演説会ですら半日がかりの大多数の有権者の意見を吸い上げられる全国政党への脱皮をめざします。閉会後から公示前でも、国際室職員も政調職員も現場投入。祭りが始まったなという感じ。希望の党騒ぎの時代とは打って変わって必死です。岡田事務所内で「絵作りの達人」と呼んでいる選対の部長の一人はきょうの現場にはいなかったようです。
宮崎県選挙区1枠には、議席順に、自民党現職の長峯さん、立憲新人の山内女史、参政党新人の滋井さん、政治団体「NHK党」の北川さんの4人が前夜までに準備し、立候補手続。長峯誠さん、山内かなこ(山内佳菜子)さん、滋井邦晃さん、北川哲平さんです。3年前は自民男性現職に立憲女性新人が中盤から終盤にかけて5ポイント未満まで迫ったとする調査もありましたが自民がかわしました。今回の番の自民現職の方が評判が良く、最終盤まで激戦となることが予想されます。
毒舌家の私ですが、きょうはすばらしいことがありました。十年来、警護対象要人の翌日の日程をいただいています。で、当地在住の日大二高の同級生に、用件は告げずに宮崎に行くと伝えました。で、昨夜、宮崎到着後に、実は野田佳彦さんの第一声で、同党ホームページでも告知されていると。東京から両親の実家である宮崎で、夫とともに士業と国公立大学の講師をしながら2人のこどもを育てて、手植え田んぼの兼業農家の彼女ですが「アルファード」(士業だから高級車とのこと)で迎えに来てくれました。日陰無しで地面からも上昇気流を浴びて汗だくの私を見兼ねて、ご自宅に連れて行ってくださり、離れの浴室を使わせていただきました。突然の来訪ですが、お母様にもご挨拶しました。配偶者様は母屋で仕事をしていたのではないかと推測します。そして、宮崎空港まで送ってくれて、彼女は国公立大学の午後1時の講義へ。私立・中央線日大二高の同級生はほぼ全員、東京・埼玉在住で、全国に同窓生がいるわけではありませんが、こうやって同級生と、車中なのでほとんど対面にはなっていませんが、選挙漫遊もできて、30年も選挙という一円も得しない世界で生きてきたけど、きょうは自分の人生にとってとびっきり素敵な一日になりました。ありがとう。本当にありがとう。
決戦の火蓋が切って落とされました。少なくとも向こう3年間とか、あるいはもっと先の歴史が変わる、そこそこ大事な18日間(投票日含む)となります。
写真を多く追加します(7月10日木曜日)。










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