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宮崎信行の国会傍聴記 ニュースサイト

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

自給率39%の本当の意味とは? 国民新党・亀井亜紀子さん

2008年05月27日 13時58分58秒 | 人物

【2008-5-27 参院農水委員会】

 国民新党副幹事長で、「民主党会派」の亀井亜紀子さん(島根選挙区)が登場。

 冒頭、「食料自給率がカロリーベースで39%について質問します」というので、ずいぶん基本的な質問をするなあ、と思ったらビックリ!

 「39%というのは輸入が滞りないときを前提にしている」ので、「それがすなわち食料安全保障の議論には結びつかない」と指摘。

 輸入が止まったときでも、非常食を含めて、国民が100%なんとか食べられる計画を作るべきだとしました。

 で、農林水産省の内部文書みたいなものがあるそうなんですが、朝、昼、夕食がひたすら「ふかしイモ」が中心で、卵は週に1個などといったメニューなんだそうです。

 そして何より驚くべきなのは、「コメ自給率が95%だからといって、全国民がコメを食べられない」とのこと。

 というのは面積あたりの「カロリーベース」の収穫量はイモの方が多くとれるので、水田をつぶして芋畑にするという計画で、これが日本の“食料自給率”なんだそうです。

 若林農相は「深刻だと受け止めている」と答弁しました。



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タグ 食糧自給率 食料自給率 食糧安保


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