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宮崎信行の国会傍聴記 ニュースサイト

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

民主党のハマコー、姫(姫井由美子さん)がまたしても党を救う

2009年03月27日 23時47分44秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ

 私はかねがね、姫井由美子さんは「民主党のハマコー」になるべきだと思っていましたが、ついに3月27日、名実ともに“民主党のハマコー・姫”になりました。またしても姫が民主党を救いました。

 今日は参院議員総会を初めて見ました。参院議員総会は、参院国対委員長代理(芝博一さん)が司会をし、輿石東会長(党代表代行)があいさつ。国対委員長が説明をし、意見などを受け付けるようです。

 きょうは午後0時30分~午後1時に参院議員総会が開かれました。

 小沢一郎代表が参加し、西松建設事件の秘書起訴について、24日の記者会見とは別に参院議員、衆院議員に対しては初めて説明しました。

 で、小沢さんの説明、鳩山さんの執行部報告の後、司会の芝・参院国対委員長代理が「何かご質問ありますか?」といったら、「なし」と2、3人の議員から声が上がりました。この辺はあまり見えなかったのでしたが、すし詰め状態から出てきた記者がカメラマンに「姫井!」と言いました。てっきり姫井さんが「なし」と言ったのかと思ったら、産経新聞によるとこういうことだったようです。

 続いて行われた質疑では、姫井由美子議員から「はい」と手が挙がるも、周囲から「なし」「なし」「なしでいいじゃん」との声が上がり、姫井氏は「ダメなの」と言いながら、手を下げた。

 また、北海道新聞によると、姫井さんは小沢さんを激励したかったそうです。

 この記事、私も帰宅してから経緯が分かったのですが、笑えました。

 私は自民党が54年間も政権を維持し続けたのは、浜田幸一衆院議員(ハマコー)の存在が大きかったと思います。

 「40日抗争」ではバリケード破り(正確には破られたバリケードの片づけ)の上、「自民党は日本の子どもたちのためにあるんだ!」と反教育的な不可解なアジ。

 国会の許諾を得ないで、外為法の上限を超える日本円の現金を米国ラスベガスに持ち出し、一晩で2億円をすってしまうという、ツッコミどころが多すぎる議員辞職。

 予算委員長でありながら突然、「(日本共産党議長の)○○○○君は人を殺したじゃないか」と発言し、大混乱。浜田委員長は事前に計算していたのですが、混乱のさなかにNHK国会中継の終了時刻を迎え、「大草原の小さな家」に切り替わり、NHKに抗議殺到。

 議員引退後も郵政民営化で激論を交わす自民党本部会議室に乗り込んで大声で罵った上、部屋から出てTVカメラの前で「ちょっと幹事長室でお茶飲んでくる」という謎のコメント。

 実はハマコーの行動はそのたびに、自民党のピンチであるその時々の“事件”の本質から世論の関心をそらせたことになります。つまり、自民党54年間の後半30年間はハマコーが政権を維持したのです。これはかねてからの私の持論です。

 ですから、私はかなり前から民主党のハマコーとして姫(姫井由美子さん)に期待してきました。ただし、岡山県連はほとんどが「国のかたち研究会(菅G)」です。県連代表から「マスコミへの露出をするな」と諭されて、最近はあまり出ていないようです。朝からマジメに部門会議に出席している姿を見かけます。

 私が当ブログで姫井由美子さんについて書いたのは次のエントリーです。

当ブログ内の姫井由美子さん関連エントリーは次のとおりです。

http://blog.goo.ne.jp/kokkai-blog/s/%C9%B1%B0%E6%CD%B3%C8%FE%BB%D2
(クリックしていただくと一覧できます)

 これらのエントリーは多分にふざけていて、本気なのか冗談なのか疑われる記述が多いと思いますが、これは私が姫井さんに「民主党のハマコー」の素質があることに気付き、期待していたからです。

 政権交代後には、思う存分に暴れてください。残念ながら、与党のピンチは次から次へとやってきますから。

 こういう個性を認めないと、国民の過半数の支持は得られません。

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ありがとうございます。

 


 


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