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宮崎信行の国会傍聴記 ニュースサイト

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

公明党日曜版で「与党になっていろいろ苦労している」と漫画で本音 新進党17回忌の冬至

2013年12月22日 10時51分24秒 | 政権交代ある二大政党政治の完成をめざして

[写真]2013年12月22日付公明新聞日曜版の「のんた丸孝」先生の漫画「誰もが輝く社会をめざして 公明が推進した弱者守る法律」の冒頭部分。

 小沢一郎氏の一方的な独断による、新進党の17回忌が28日に迫ってきました。きょうは冬至です。

 2013年12月22日付公明新聞日曜版は3面の漫画で珍しい場面がありました。

 公明党古参党員とおもわれる男性が、「国会では~~」というテレビニュースを見ながら、「なんだか公明党 このところ与党になっていろいろ苦労しているようだあ」とぼやき。奥さんと思われる女性が「何をカリカリしているんです?」と聞くと、男性は「なんでもないわい」と強がります。

 この後、奥さんはパソコンを開いて、先の臨時国会(第185臨時国会)での公明党の成果をインターネットを活用して説明。

 漫画は全6ページのうち、3ページ目(新聞としては1つのページに掲載)で、「さらに出生届に「嫡出子」、「婚外子」の記載の義務付けも無くすよう戸籍法の改正もめざしているようですねえ」と語っています。

 これは、こちらの参議院ホームページ押しボタン式投票結果でも分かるように、民主党・公明党など各党が賛成したものの、自民党・維新の2党の反対多数で1票差で否決されてしまいました。

 漫画は最後に「公明党は小さな声に耳を傾け寄り添いながら弱い立場の人を守る政策を実現していきます!」との家族写真で終わります。

 公明新聞が記事中で「与党になっていろいろ苦労している」と認めるのはまれで、日曜版漫画ということで、党員の8割方の本音が出たようです。

 公明新聞は、自治体議員は、地域有権者数の100人につき1部の読者獲得目標もあります。上の漫画の続きも地方議員や党員に言えば読めるでしょう。おおむね1自治体につき、1つぐらいの図書館で公明新聞を読むこともできます。

 来年度は17年ぶりに名実再逆転するようです。創価学会と連合が応援した新進党が残っていれば、この17年間に複数回、総理大臣を出して、デフレでもしっかりと自分なりに生きていけるしなやかに国民生活を強靭化できたでしょう。実際の国政は逆に新自由主義の弱者切り捨てにつながりました。

 国会議員団は民主党が多くても、地方議員団とくに市区町村議員団は公明党(公明)が圧倒的に多いので、公明の声がもっと国政に反映されたはずです。

 民主党はだらしないですが、岡田克也前副総理や野田佳彦前総理もいます。

 自民党とともに政権担当可能な政治勢力はいうまでもなく、公明党と民主党です。

 小沢一郎(悪魔一郎)が一方的に新進党解党を宣言した赤坂プリンスホテルは取り壊されました。

 そう遠くない将来、民主党と公明党がともに大衆とともに闘う日が来るでしょう。 


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