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宮崎信行の国会傍聴記 ニュースサイト

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

「ねじれ国会」は自民党用語?

2008年01月23日 17時18分15秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会

[写真は第21回参院選・東京選挙区の風景=地域政党生活者ネットワークHP]

 だれが名づけた「ガソリン国会」。

 「マスコミ用語」なのか? 「民主党用語」なのか?
 10日ほど前から急に出てきた言葉ですが、だれが作ったのかは、 ちょっと分かりません。

 いずれにしろ、「ガソリン国会」は「ねじれ国会」の最大の焦点です。

 で、「ねじれ国会」という言葉は、「自民党用語」ないしは「マスコミ用語」でしょう。

 なぜなら、民主党(DPJ)は昨年8月の時点では「逆転国会」と呼んでいたからです。
 民主党は昨年7月の参院選を「逆転の夏」という幟を立てて勝利しました。

 「逆転の夏」の流れで「逆転国会」という言葉をつくったのは民主党です。

 それから半年。

 「ねじれ国会」という用語は巷でも耳にするようになりました。
 「週間子どもニュース」でも使われています。

 ということは、この半年間で、自民党製の「ねじれ国会」が「一般用語」になったということです。

 政治・行政の情報発信源は政府・与党が中心ですから、世論における影響力は自民党の方が強い。

 民主党は「逆転国会」という用語が聞かれなくなったことを深刻に考えるべきです。

 早く、衆院解散に追い込まないと、「逆転の夏」が忘却のかなたにいってしまいます。


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