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ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。

序盤情勢、枝野立憲は30程度上積みの公算、小選挙区最大で85とるかどうか鍵か、東京8区吉田先行、大阪で幹部がやや劣勢

2021年10月21日 14時38分26秒 | 新・立憲民主党2020年9月15日結党
[写真]30年ぶり岸田文雄総裁当選の過剰反応で、警視庁警護課の要請に気持ちよくなり「横ピングループ排除」と称して私の取材を妨害した宏池会秘書軍団、先月29日、東京・高輪署管内で。

 序盤情勢が報じられました。

 自民党が減らし、公明党が現状維持前後。

 自民党が減らしたうち、20前後が維新に行き、5議席強が共産に行き、それ以外が立憲に行くイメージの選挙となりそうです。

 立憲は30議席程度の上積みが予想されています。維新はやはり3倍増に届くか。共産党も5議席程度を伸ば伸ばすか。国民は現状維持に前後。社民は1議席強、れいわは1議席。N党の議席獲得は難しい情勢。

 枝野立憲としては、小選挙区で85前後からマックス90をとれば、今後の見晴らしがとても良くなりそうです。

 ただ、改めて見ると、小選挙区で猛追している枝野立憲の1期生・新人も、ややタマに劣るような気もします。中期的な課題もありそうです。

 一方の自民党は、80歳を過ぎた野田毅さん、衛藤征士郎さんが極めて厳しい情勢。

 それも含めて枝野立憲の小選挙区「85」が一つの試金石になると、私はにらみます。

 個別の選挙区では、東京8区は吉田さんが石原さんに先行も接戦。香川1区は小川さんが平井さんに先行し、石川3区は近藤さんが西田さんに頭半分だけ先行の激戦。

 一方大阪府では、維新が出ていない大阪16区で、森山さんが北側さんを射程内で追いかけていますが、辻元さん、平野さんの党幹部が苦戦しています。

 毎日新聞では福島1区で金子さんが亀岡さんに先行を許していますが読売ではわずかにリードしているようです。

 長野3区では神津さんが井出さんに追いついていませんが、自民党調査では1ポイント以内となっています。地方自治体ごとに支持が違うようです。

 高知2区は野党調整の象徴である広田さんが、なぜか、新人の尾崎前知事の背中を追う展開。

 千葉8区では本庄さんが桜田さんを謎の大量リードですが、自民党調査はディスインフォメーション説もくすぶりそう。

 東京16区は大西さんがリードし、水野さんは無党派層に浸透できず、この選挙区の「無党派」は朝晩の駅前にいないのかもしれません。

 国民は香川2区で玉木さんが大幅にリードしながらも比例四国では議席獲得が見込めず、小選挙区優位が続きます。

 きょうは選挙戦3日目。あさってが土曜日、しあさってが唯一の「選挙サンデー」となります。接戦区以外は折り返してからの逆転の公算は狭まります。
次の次の日曜日の投票日まで、いたるところ激戦だらけです。

 私も、先月29日に自民党宏池会の警視庁警護課に取材妨害された私怨を前に進む力にかえて、憎しみで文章を書きつつ、走り続けます。

 以上です。

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