【暗い時代の反映か】自民党・橘慶一郎さんが万葉集の朗読をせず、質疑入り[画像]橘慶一郎さん、2017年11月15日、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。【衆議院文部科学委員会 平成29年2017年11月15日(水)】 振り返って、暗い......
【暗い時代の反映か】自民党・橘慶一郎さんが万葉集の朗読をせず、質疑入り[画像]橘慶一郎さん、2017年11月15日、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。【衆議院文部科学委員会 平成29年2017年11月15日(水)】 振り返って、暗い......
宮崎信行の国会傍聴記。先月2018年10月の訪問者は全日「一千IP以上」を達成しました。1日から31日までのうち、6日土曜日が「1003」とギリギリでしたが、初めて、すべての日(土日含む)で一千IP以上となりました。ありがとうございます。
(仙谷由人元衆院議員 死去 民主党政権で官房長官務める) 仙谷由人先生の訃報に驚いております。互いに政治的立場は異なりましたが、常に天下国家を考えられて、情熱をもって政治に取り組んでおられました。類まれなる政治的実行力をお持ちの稀有な政治家でありました。御勇退後のご発信も大変心強いものでした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。 小沢一郎
仙谷由人さんが、さる2018年10月11日、肺がんのため亡くなったそうです。享年72。心より哀悼の意を表します。
1990年、「おたかさんブーム」にのって、初当選。ニューウェーブの会として活躍。しかし、政治改革が最大の争点となった1993年の総選挙では落選してしまい、社会党が四十年以上ぶりに与党となった、細川護熙連立内閣(社会党、新生党、公明党、民社党、日本新党、社民連)には参画できませんでした。その後、1990年初当選組の若手弁護士出身者の多くが復帰を断念する中、仙谷さんは地元事務所や県連を固めて、1993年に国政復帰してからは連続当選しました。事務所や県連は、毎年温泉合宿をするなどして、結束を固めました。
その後、1993年の国政復帰後は、党政調会長などポストにも恵まれました。2009年の政権交代で初めて与党議員。同時に、行政刷新担当大臣として初入閣。
内閣官房長官をつとめました。
胃癌を克服したことから、ネクスト厚生労働大臣をつとめ、高額療養費制度があれば、健康保険だけでも癌は克服できる場合があるといった体験談を民主党に還元しました。
小沢一郎代表に対して批判的な立場をとりましたが、西松事件では「検察の大失態になる」と検察を批判しました。
2008年のねじれ国会で議院運営委員理事をつとめ、衆参との国会同意人事の選考過程で、日本銀行総裁に初代財務事務次官の武藤敏郎さん(現東京五輪事務総長)を充てる人事に反発しました。
消費者庁新設では、野党の立場として対案を出しながらも、弁護士などの意見も聞いて、力をそそぎました。
枝野幸男さんとともに、派閥「凌雲会」をつくりましたが、その後、「前原グループ」となり、枝野さんは菅直人グループとかけもちするなどぎくしゃくした運営となったこともありました。
野党時代から、応援演説先に、金一封を持参しており、民主党では極めて異例でした。
小沢先生に批判的だった渡部恒三先生から、玄葉光一郎さんらとともに、「民主党七奉行」と命名され、同じく、岡田克也さん、野田佳彦さん、枝野さん、樽床伸二さん、前原さんらと、その動向が注目されました。2012年の野田内閣までに全員が閣僚を経験しました。
2012年の総選挙で、7奉行のうち5人が小選挙区で勝ち残りながらも、徳島1区で大差で落選。その後は、ミャンマーとの交流などで名前を聞きましたが、民主党を含めてその名を聞くのは少なくなっていました。
【追記 午後5時45分】
小沢一郎先生のコメントがツイートされました。
【追記終わり】
このエントリーの本文記事は以上でした。
英国の政権交代は、今世紀まだ1回所有物をアップするのは、あまり趣味ではありせんが、今週、注文していた、英国庶民院議員要覧の2017年版が届きました。 THE TIMES GUIDE TO THE HOUSE O......
会員制ブログの「宮崎信行の今後の政治日程」を更新しました。40分後、12時10分公開です。
今週の「台風21号関空水没」と「北海道震度7北海道電力全域停電」も、盛り込んでいます。
まずは災害復旧ですが、中期的な経済対策も必要となりそうです。
きょうの読売新聞経済面は、臨時国会召集と同時に補正予算案を提出する方向性を、かなり確定的な情報として盛り込みました。
沖縄3区補選は「1票の格差」裁判のため来年4月。統一地方選の日程は正確には未確定です。改元、G20大阪サミット、参院選。9月下旬からは急速に政治日程が流れていくことになります。
レジまぐ社の環境向上で、月864円(税込み)の購読のほかに、年間一括での購読もいただいております。
また、過去の日程は、1年前の9月(解散直前)から残してあります。過去→現在→未来、の記述については、過去分は要らないとのご意見もあります。ご意見など、宮崎までお寄せいただければさいわいです。
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宮崎信行の今後の政治日程(有料版)を発行しています。国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読ください。
このブログは以下のウェブサイトを活用しエントリー(記事)を作成しています。
衆議院インターネット審議中継(衆議院TV) 参議院インターネット審議中継 国会会議録検索システム(国立国会図書館) 衆議院議案(衆議院事務局) 今国会情報(参議院事務局) 各省庁の国会提出法案(閣法、各府省庁リンク) 政党インターネット資料収集保存事業 「WARP」(国立国会図書館) 予算書・決算書データベース(財務省ウェブサイト) インターネット版官報
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(C)2018年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki 2018
[写真]宮崎信行。
「宮崎信行の国会傍聴記」は、おととい、通算1900万ページビューを達成しました。
「Yahoo!ニュース」のページビュー数(ユーザーブログ「ニューズハックス」参照)で換算すると、1900万ページビューは、Yahoo!ニュースのページビューでは、おおむね60秒分に相当することになります。
お世話になります。
ありがとうございます。
【訃報】ありがとう、さようなら羽田孜先生、老衰で大往生、享年82、「最高」の総理大臣、政権交代可能な二大政党政治を実現[写真]羽田孜衆議院議員(当時、左)、右は筆者・宮崎信行、羽田次郎公設秘書(当時)撮影、2012年11月16日、東京・永田町の現在の議員会館で。 羽田孜さんが、けさ、亡くなりました......
[写真]総務省(左、2017年5月)、厚労省(右、2015年7月)、ともに東京・霞が関、宮崎信行撮影。
総務省と厚労省が並んだ写真を初めて作ってみたら、ほとんど同じような建物だということに初めて気づきました。
きのう、平成30年2018年8月15日(水)、全国戦没者追悼式が、日本武道館(東京・千代田区)で開かれました。
しかし、8月15日正午=日本時刻=が、太平洋戦争及び第二次世界大戦の終戦日なのでしょうか。韓国、北朝鮮などではそうでしょう。東南アジア諸国でもそうですが、独立に向かった日、という意識も強いでしょう。日本が降伏文書に署名したのは、1945年9月2日(日)です。我が同胞でも、満蒙団などで、15日以降に戦闘で没した人もいます。
ことしも、100歳以上の遺族や、6歳の遺族も参加した式典。日本遺族会は47のうち30の県支部に「青年部」があるそうです。でも戦没者ばかり慰霊する。現在92歳の傷痍軍人で、杖無しに参列できる人もいるでしょうが、傷痍軍人はいたわらなくていいのか。
文部科学省検定済み高等学校地理歴史科用の「三省堂・詳解世界史B」の2003年版では「日本は8月15日にポツダム宣言受諾を公表して、9月2日に降伏文書に調印し、ここに大戦が終結した」とあります。もっとも使われている山川出版社「詳説世界史」の2018年版では「日本は8月14日ポツダム宣言を受諾して降伏し、15日国民にも明らかにした。こうして6年にわたる第二次世界大戦は終わった。」とあります。この教科書の1987年版では「そして8月6日、アメリカは広島に原子爆弾を投下し、8日、ソ連邦はヤルタ協定にもとづいて日ソ中立条約を無視して日本に宣戦し、中国東北地方をはじめ朝鮮・樺太に進撃した。9日、アメリカ軍は長崎にも原子爆弾を投下し、14日、日本側は御前会議でポツダム宣言受諾による降伏を決定し、15日国民にこれを明らかにした。ここに6年にわたる第二次世界大戦が終わった」とあります。どうやら、8月15日を終戦の日ととらえる教科書はなく、この30年間、文部科学省が検定で意見をつけたことはないように思われます。
この背景には、宮内庁長官を数人だしてきた厚生省の「利権」が考えられます。傷痍軍人への恩給は総務庁恩給局→総務省人事・恩給局(廃止)、戦没者の遺族への年金は、厚生省援護局→厚生労働省社会・援護局が所管してきました。
上の2つの画像は、今年度一般会計予算書からのスクリーンショットです。赤字は私の加筆です。総務省は恩給を2000億円出していますが、厚労省の遺族年金は100億円強です。厚労省は年金特会からも、基礎・国民年金等を出してそれに、税金分の一般会計から遺族年金を上乗せしているんだと思います。
恩給に比べると、20分の1に過ぎない遺族年金の権威づけのために、厚生省が影響力を持つ宮内庁、内閣官房を通じて、8月15日を終戦の日としているのではないか。厚生省は旧内務省です。そして、それに呼応して、宗教法人靖国神社が戦犯を合祀する暴挙に出たのではないか。その触媒が日本遺族会なのではないか。
8月15日に戦没者慰霊式をやるようになったのは、昭和50年代の閣議決定だそうです。自民党長期独裁政権のもと、法案も出さずに一方的に閣議決定したのが、根拠のようです。そして現在、軍恩連盟が全国組織に限っては既に解散して靖国神社に旗を奉納したのに対して、日本遺族会は30県支部で青年部を設けている。92歳の傷痍軍人は招待されず、100歳の遺族や6歳の遺族は招待される。
ずっと心に引っかかっていたので書きました。終戦の日を9月2日とせず、8月15日正午を終戦の日だと信じて疑わない島国根性は、80年前の日本人と変わらないような気がします。
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【閉会中審査】日報問題と豪雨で、衆参安保委、外防委、災害特委で新大臣に質疑 防衛相「集団的自衛権行使」に初言及[画像]佐藤正久・新外務副大臣、2017年8月10日、参議院インターネット審議中継からスクリーンショット。●閉会中審査が3委員会で開かれる。 衆議院安全保障委員会、参議院外交防衛委......
このブログの筆者・宮崎信行が14歳で単身渡米してから、きょうで、30年が過ぎました。
手元でパスポートやメモ類が見つからなかったのですが、昭和63年1988年の8月1日は、月曜日。中学生が夏休みに旅立ったので、月曜日の、8月1日だったでしょう。
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第196回通常国会は事実上最終日です。
きょう7月20日の、衆参の本会議・委員会のまとめ記事の投稿は、あす21日未明以降になる予定です。
あらかじめお伝えしておきます。
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岡田克也さんきょう誕生日、ハッピー・バース・デイ・ディア・かつや![写真]蘇鉄(ソテツ)、東京都千代田区永田町には、首相官邸前庭と国会中庭にソテツがありますが、こちらは国会内のもの、承諾を得て撮影・掲載、2017年、筆者・宮崎信行撮影。 おめでと......
細かいお知らせとなりますが、
「人気ブログランキング」との連携をさきほど終了しました。
およそ2~3名以上の方が、上記のrssリーダーから、こちらのブログに来ていただいていたかもしれません。
こちらのブログのurlをブックマークしてください。
8年とか、そういったぐらいの期間、入っていたかと思いますが、その世界においては「政治ブログ567中435位」にしかなってないし、投稿済みのブログの更新が反映しきれず、管理できない事態を未然に防ぐため、連携解消、退会しました。
宮崎信行。
[画像]安倍晋三首相、2018年3月30日の衆議院本会議インターネット審議中継からスクリーンショット、吹き出しは首相の答弁を宮崎信行が加筆。
高度プロフェッショナル制度(高プロ)を新設して、労働時間の上限規制が全くない「定額働かせ放題改悪」を盛り込んだ、「働き方改革関連法案」(196閣法63号)は、自民・公明・維新が修正したうえで、衆議院厚生労働委員会で強行採決しました。実態調査のデータの度重なる訂正で自民党政務三役が答弁を軌道修正不能になるなか、採決が強行されました。委員長がみずから、委員に質疑終局の是非をはかり、与党の賛成多数で終局を議決。ただちに採決しました。来週火曜日の本会議に上程されるはこび。
同日は、人の不幸は蜜の味の、「カジノ実施法案」(196閣法64号)が衆議院内閣委員会で、石井啓一・カジノ相から趣旨説明され、審議入りしました。
[画像]「働き方改革関連法案」の修正議決を強行採決する、自民党の高鳥修一委員長ら、2018年5月25日の衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
安倍晋三首相(自民党総裁)は3月30日の本会議で「生活するお金がなくて困った経験があるかとのお尋ねがありました。私には、お尋ねのような経験はありません。想像力と共感力が欠如しているのではないかとの御批判は、甘んじて受けなければならないと思います」
と語り、生活するお金に困ったことがない、と語りました。もちろん、森友改竄文書、加計学園面会記録隠ぺいの答弁のように、安倍首相んの答弁は嘘かもしれません。父の安倍晋太郎さんは「安竹宮」の3人で1人だけ落選浪人経験があり、その頃の安倍家は暗かったそうです。また、生活するお金に困った経験はなくても、自民党総裁選をたたかうお金を集める苦労は、私たちには想像できないほどつらいものでしょう。
私としては、過労死した日経新聞時代の先輩、故山本拓史さんが担当していた平成研究会のボンボン、橋本岳元厚生労働副大臣が、アリバイ作りの修正案提出者になっていて残念でした。ちなみに、故山本さんは享年44だったということで、今の私と同い年です。
定額働かせ放題で、カジノで巻き上げて、安保法制で地球の裏側に送られるのでは、肌の色が同じなのに、かつての黒人奴隷のような扱いがこの日本列島の中で行われていくことになります。
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