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ニュースサイト 宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

【参院本会議】民主党の渡辺元郵政大臣が造反 道路財源特措法否決

2008年05月12日 22時59分47秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会

[写真は民主党の渡辺元郵政大臣]

【2008-5-12 参院本会議】

 道路特定財源を向こう10年間延長する「道路特定財源特別措置法案」が否決されました。民主党、日本共産党、社民党などの反対多数ですが、民主党の渡辺秀央元郵政大臣と大江康弘参院議員が賛成票を投じました。

 民主党の広中和歌子元国務大臣・環境庁長官と、木俣佳丈参院議員は欠席しました。




道路特例法改正案、参院本会議で否決…13日に再可決へ(読売新聞) - goo ニュース

 道路特定財源を10年間維持する道路整備費財源特例法改正案は12日午後の参院本会議で野党の反対多数で否決された。

 参院での否決を受け、与党は憲法59条の規定に基づき、13日の衆院本会議で3分の2以上の賛成で再可決して成立させる方針だ。民主党は再可決直後の福田首相問責決議案の参院提出を見送る方針を固めており、ガソリン税など道路特定財源をめぐる与野党攻防は山を越える。

 改正案は、2008年度からのガソリン税収を10年間道路特定財源に充てる規定のほか、地方自治体に6825億円の地方道路整備臨時交付金を配分する規定などを盛り込んでいる。

 道路特定財源を09年度から一般財源化するとした政府・与党決定との矛盾を解消するため、政府は13日に「道路特定財源制度の規定は09年度から適用しない」とする方針を閣議決定し、世論の理解を求める。

 ◆民主2氏が造反◆

 採決結果は、賛成108票、反対126票だった。自民、公明両党が賛成し、民主、共産、社民各党は反対した。衆院で改正案に賛成した国民新党は、参院で統一会派を組む民主党に配慮し、本会議を欠席した。

 民主党からは、渡辺秀央、大江康弘の両氏が党の方針に反して賛成票を投じた。木俣佳丈と広中和歌子の両氏は欠席した。

 改正案は3月13日に衆院を通過したが、税制関連法をめぐる与野党攻防の影響などで、参院での審議入りが4月16日にずれ込んだ。

 民主党は当初、「審議が尽くされていない」として改正案の採決に応じない構えだったが、党執行部が、今後の国会論戦では後期高齢者医療制度(長寿医療制度)などで政府を追及する方針に転換し、改正案の採決には応じることにした。

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『借入金』を読めない財務大臣ってあり得ない!

2008年05月09日 22時52分18秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会
【2008-5-9 参院財政金融委・国土交通委連合審査】

 いま、テレ朝「報道ステーション」を見ていて、額賀財務大臣の答弁でひっくり返りそうになりました。

 道路特定財源を一般財源にしたあとも、道路特会は残すというニュース。高速道路関係の独立行政法人への出資金、国債などによる借入金があるので、しばらくはやむを得ない面があると思います。

 ところが、これを伝える報ステの音声。

 額賀財務大臣が「シャクニュウキンなどもありますので」と発言しています。
 シャクニュウキン??

 「借入金」は「カリイレキン」と読むんですよ。

 国語、法律、金融、財政、そして会計用語事典まで全部調べましたが、「カリイレキン」です。

 なぜ財務大臣が「借入金」を「カリイレキン」と正しく読めないことを問題視するかというと、これは会計学、簿記の基本中の基本用語だからです。

 ちゃんと読めないのは、「借入金」という言葉を理解していない証拠です。

 「おまえは細かいなあ」と言う読者の方もいるでしょうが、簿記検定を持っている方、商学部出身の方はどうでしょうか?

 こんな財務大臣に大事な国民の財布を預けておけません。

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鳥取前知事「道路より教育におカネを」文藝春秋で強調

2008年05月09日 19時53分35秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会

 あす(10日)発売の「文藝春秋 2008年6月号」で、鳥取県前知事の片山善博さんが、「道路を作る予算で子供の学力低下を食い止めよ 道路国家より教育立国を」という9頁に及ぶ論文を寄せています。

 片山さんは「現下の日本において、いったい教育と道路のどちらが大切なのだろうか。」との書き出しで、「今回のガソリン税の暫定税率問題をめぐる政府や国会議員、そして地方自治体の発言を聞いていて、この国には教育より道路が重要だと考える人間がいかに多いか、改めてわかった」との感想を書いています。

 片山さんは鳥取知事や自治省官僚としての経験をふまえ、「実際のところは道路に関する予算が固まった後に、どこに道路を作るかを決めている状態である」と暴露しています。

 これが「どう見てもムダとしか思えない道路ができてしまう」結果を招いているうえで、自民党政府が作成した10年間の道路財源について「65兆円が突然59兆円に減らせるのなら、もっともっと減らせるのではないか」との考えをしめしています。

 「一般財源化には私も大賛成である」としたうえで、「本来ならば、自治体が使うお金は自治体自身が何に使うかを決めるべき」「道路特定財源のようなお金は使い勝手が悪い」と知事8年の経験を披露しました。

 9年前、鳥取県知事に就任したときに、「自治体の行政の中で何が一番重要かと考え、それは“モノづくり”ではなく、“人づくり”だと思い至った」としています。

 ちょうど、きょうの参院財政金融委員会で、鳥取選挙区選出の田村耕太郎さん(自民党)が「鳥取にはまだまだ道路が必要だ」と熱く語っていましたが、鳥取県内でも考え方の違いがあるようですね。

 鳥取県知事として

 少人数学級の導入→教員を増やす→教員の給与をおよそ5%カット

 という施策を「おおむね納得してくれた」が、「こんな理不尽な制度はおかしい」として、義務教育費などの教育に関する予算を柔軟な制度にしたうえで増額してほしいと要望しています。

 片山さんは教員に会うと「忙殺されすぎ」だと感じているそうで、教員の人件費拡充の必要性を訴え、「いまこそ、自ら考え、自ら判断する、自立した人材が必要」との考えを「現代版学問のすすめ」として主張しています。

 これを考えると、道路財源の10年間で59兆円というのは、高すぎるなあ、と感じます。片山さんの文章は読み応えのある面白い記事だと思いました。

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【参院財政金融委】「道路特定財源」の特措延長法案を否決

2008年05月09日 17時16分34秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会

[採決に先立つ質疑は一時、だれが答弁しているか訳が分からない“学級崩壊”状態でした]

【08-5-9参院財政金融委員会】

 参議院の財政金融委員会は9日夕、衆院から送付された内閣が提出した「道路特定財源特措法案(道路整備費財源特例法改正案」を反対多数で否決しました。

 むこう10年間、暫定税率分を含む揮発油税などの歳入を、道路整備特別会計を通じて歳出することにお墨付きを与える法案です。

 この法案は「道路整備費財源特例法改正案」という名称で報じられています。

 民主党の辻泰弘さんは「日本が直面する諸課題の中で、なぜ道路だけ財政上の優遇措置を受けられるのか」と述べ、道路だけに特別に税金を配るのはおかしい、と指摘しました。

 自民党・公明党を代表して、荒木清寛・公明党参院国対副委員長が「この法案が当初、財政金融委に付託されたのはおかしい」などと話したうえで、「賛成」を表明しました。

 日本共産党の大門実紀史さんも「反対」を表明しました。

 この後、峰崎直樹委員長が採決。

 財金委の定員は25人。
 内訳は民主党が13人(峰崎委員長含む)、日本共産党1人、自民党9人、公明党2人。

 採決では民主党と日本共産党が反対し、否決されました。
 12日(月)の参院本会議でも否決します。

 これにより、道路特定財源が10年間延長されます。

 これだけ、グチャグチャな上、自民党国対幹部は「民主党は対案を出すべきだ」とお決まりの発言。政治ブロガーでこの発言に反応した方もいましたが、もういい加減、デマゴーグ(扇動政治家)に振り回されるのはやめましょうよ。

 対応がグチャグチャな政府自民党ですが、衆院で3分の2以上を持っていますので、5月13日、衆院本会議で再可決、成立します。

 福田内閣は13日、「道路特定財源を2009年度から一般財源化する」ことを閣議決定します。

 ついに政府自民党は、「統治不能」になってきたようです。政権の内外とも。

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中小企業経営の継承の円滑化法が民主党の賛成で成立

2008年05月09日 15時34分47秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会
[写真は前ネクスト経産相の近藤洋介さん(衆院山形2区比例)]

【2008-5-9 参院本会議】

 民主党は9日の本会議で、「中小企業における経営の承継の円滑化法」に賛成し、成立させました。

 民主党は同法案についてHPで次のように説明しています。
http://www.dpj.or.jp/sanpi/?detail_123=1

169回 閣法 33号 中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律案 賛成
中小企業の事業承継の円滑化は、地域経済の活力を維持し、わが国経済の基盤である中小企業の雇用を確保する等の観点から、極めて重要な課題となっている。そのため、(1)非上場株式等に係る相続税の納税猶予制度を創設し、平成20年度中に必要な措置を講ずる、(2)生前贈与株式を遺留分から除外、生前贈与株式の評価額をあらかじめ固定する民法の特例を設ける、(3)金融支援措置を講ずる、等により、事業承継円滑化のための総合的支援策を行うもの。
民主党税制改革大綱では、事業承継税制について「事業や雇用の継続を条件に、非上場株式についても事業用宅地並みの軽減措置(納税猶予)を適用」とされ、また、各団体からの要望にも添った内容であることから、本法案には賛成することとしたい。
なお、経済産業部門としては100%減免の方向を打ち出しており、80%とされた合理的な理由を質疑で明らかにするとともに、実現を期すよう附帯決議等で確認していく。

 このほか、終盤国会では参院本会議での民主党の賛成により、多くの法律がどんどん成立していきます。

 今後成立する法律に関しては、
 民主党の次のHPで、賛否のほか、法案の説明、民主党の考え方が詳しく説明されています。
http://www.dpj.or.jp/sanpi/

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衆院本会議、農業者戸別所得補償法案を否決、廃案に

2008年05月09日 13時17分44秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会

[写真 農業者戸別所得補償法案に起立(賛成)する民主党議員 ここだけだと起立多数に見えますが、480議席全体では起立少数でした]

【2008-5-9 衆院本会議】

 昨日の農林水産委員会で否決された「農業者戸別所得補償法案」(民主党の平野達男さんら提出・168国会で参院で可決済み)について、農水委員長(自民党)が否決した旨、報告。

 本会議で採決の結果、民主党などの賛成少数で否決され、法案は葬り去られました。

農業者戸別所得補償法案に関する一連のエントリはこちらをクリックしてご覧ください。

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【終盤国会】民主党、徹底審議で政府自民党を追い込む

2008年05月09日 11時56分52秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会

 民主党・新緑風会・国民新・日本は9日午前、国会内で参議院議員総会を開催。道路整備費財源特例法案についても衆議院3分の2の再可決を目論む与党の暴挙に対し、毅然として「09年度からの道路特定財源を一般財源化」を目指すとする首相方針との矛盾点を突いていくことを確認した。
 
 挨拶に立った輿石東参議院会長(代表代行)ははじめに、衆議院山口2区補欠選挙における全党一致した協力に、御礼を述べた。

 次に、道路特定財源の暫定税率を復活させる税制改正法案が先月30日、衆議院本会議で3分の2の議席をもって与党が再可決したことに言及。さらに与党側は13日にガソリン税などの税収を、今後10年間、道路整備に充てるとした道路整備費財源特例法案についても再可決して成立させる見通しであるとして、再三にわたり暴挙を繰り返す与党の姿勢を厳しく批判し、「二院制が問われる」と危機感を述べた。そのうえで、参議院の存在意義を主張するためにも参議院としての意志を明確に示す必要性を強調。同法案が「来年度から道路特定財源を一般財源化する」とした福田首相の方針と矛盾することを改めて指摘、福田首相出席のもと行われる財政金融委員会と国土交通委員会の連合審査会での締めくくり質疑、およびその後の財政金融委員会での討論と採決でしっかりその矛盾点を突いていく方針を語った。

 また、参議院で可決された農業者戸別所得補償法案が衆議院に送付されて同日の衆議院本会議で採決され、否決される見通しである点にも触れ、「初めての出来事であり、ここにも参議院の意志がある」と表明。昨年の参議院選挙で示された民意に応えるため一致団結していく決意を述べ、協力を求めた。

 続いて、衆議院山口2区補欠選挙で見事当選を果たした平岡秀夫衆議院が挨拶、多くの方々の支援に対して心よりの御礼を述べた。

 平岡議員は、今回の補欠選挙は、自身の失った議席を取り戻すための選挙であると同時に、昨年の参議院選挙で与野党逆転を果たしたその流れを次期衆議院選挙でも実現するための道筋をつくっていくためのものであったとの見解を明示。「山口2区から日本を変える。チェンジ日本!」のスローガンを掲げ選挙戦を闘ってきたと振り返った。また、選挙戦では(1)ガソリン税などの暫定税率廃止(2)消えた年金記録(3)後期高齢者医療制度――の3つの問題への有権者の関心の高まりが最終盤の追い風になったとしながらも、基本的には参議院各議員の応援が大きかったと分析。重ねて謝意を述べるとともに、来る衆議院解散総選挙での政権交代実現に向けてさらなる力強い支援をと呼びかけた。

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衆院農水委、農業者戸別所得補償法案を否決

2008年05月08日 17時43分52秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会

[写真は筒井信隆ネクスト農相(衆院農水委での賛成討論)]

 衆院農水委員会は8日、民主党提出・参院可決の「農業者戸別所得補償法案」を自民党の賛成多数で否決しました。

 同法案は、昨年7月29日投開票の第21回参院選(「逆転の夏」)で民主党を勝利に導いた「(民主党と国民との)3つの約束」の1つである「農業者戸別所得補償制度」を法案化したものです。

 民主党の篠原孝衆院議員、平野達男参院議員らが「欧州では当たり前の農業政策」である直接補償制度を参考に、農業者である小沢代表の肝いりで公約の目玉にすえたものです。

 毎シーズンの米など農作物の生産額と市場価格の差を調節するもので、“国営農業”ではありません。

 田畑というのは、毎年耕していかないと、ダメになるものでしょう。ですから、値段が安かろうと農業は続けなくちゃいけない。
 仮に農業で生活できない年があって、それを機会に、その人が都会に働きに出てしまえば、穀物が収穫できなくなるばかりか、田畑は荒れて環境問題にも。

 あと、法案に書いてないのですが、おそらく農業者と「農協」のがんじがらめからの脱却という狙いがあるように思います。細かい手続きは政権交代後になるでしょうが、おそらく「補償」は国・自治体を通じて手続きをするイメージを民主党は描いていると感じられました。ただ、脱「農協」というニュアンスを出すと、選挙に影響があるから、その点は強調していないのだと思います。

 平野さん、舟山康江さんらが法案提出者として秋の168臨時国会参院で審議、可決。衆院に送られました。
 衆院では筒井ネクスト農相らの頑張りで、少数勢力ながら、「継続審議」に持ち込みました。
 自民党が農業者らの間で同法案への人気がおびえ、168国会での「否決」を断念した結果、「継続審議」になったようです。

 169通常国会に持ち越された農業者戸別所得補償法案。

 自民党がどのような情勢判断をしたのか分かりませんが、おそらく米価が上向いてきたことで安心したのでしょう。ついにきょう、廃案に。

 自民党が圧倒的過半数をしめる衆院が、またしても民意を踏みにじりました。

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[民主党ニュース]

<関連記事>
 衆院農水委 与党、農村・農業を見捨てる 戸別所得補償法案否決(05/08)
 http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=13219

 衆議院で農業者戸別所得補償法案の審議はじまる(2007/12/19)
 http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12406

 参院本会議 農業者戸別所得補償法案が参院で可決 マニフェスト実行へ
 (2007/11/09)
 http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12192

 参院農水委 農業者戸別所得補償法案が可決 青木議員が賛成討論
 (2007/11/08)
 http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12189

 農政の理念原則を掲げた「農業者戸別所得補償法案」を参院に提出
 (2007/10/18)
 http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12043

 

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参院民主党、道路特定財源特措法を否決へ 衆院も欠席反対へ

2008年05月07日 22時09分07秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会


[写真は自民党による参院無視(みなし否決)に強く抗議した牧山ひろえさんのHPから]

 朝日新聞によると、参院民主党は道路財源に関する歳出法案を否決することを決めました。

 ◇

  この法案について、新聞は
 「道路整備費財源特例法改正案
 と表記していますが、当ブログでは、

 「道路特定財源特別措置法案
 「道路特定財源特措法案

 と表記します。


 ◇

 道路特定財源特措法案(内閣提出、日切れ法案)は、参院財政金融委員会などで合同審査をしています。

 この法案は福田内閣の「2008年度からの道路特定財源の一般財源化」の方針と違い、「2008年度から10年間のガソリン税などの歳入を、道路整備の歳出に充てる」ことを定めた法案です。

 しかも、またしても「特別措置法特措法)」なのです。10年間・50兆円の税金の使い道が「特措法」。

 自衛隊派遣も特措法、ガソリン税2倍も特措法。
 本当に自民党政府はふざけています。ただし、うんざりしていると、


 自民党清和会(福田首相、小泉元首相、中川元幹事長)

 vs

 
自民党道路族(古賀誠元運輸相、二階俊博元運輸相、山本有二元金融相)

 との闘いに目を奪われて、本質を見失います。

 自民党清和会は道路財源を何にでも使える一般財源にすることで生まれる新しい利権を貪ることをもくろんでいます。


 自民党道路族は道路財源を引き続き公共工事に費やすことで利権を護ろうとしています。


 この構図に目を奪われると、
 「田中派(木曜クラブ)と福田派(清和会)の争いに目を奪われていて、
 気づいたら自民党独裁政権が53年間も続いてしまっていた・・・」

 ことが再来します。


 5月12日(月)~13日(火)にめぐる国会攻防は

民主党(本質世直し) vs 自民党(特措法政治)の構図であり、
参議院(直近の民意) vs 衆議院(憲法で優先)の構図です。

 付け加えるならば、今回の歳出法案(道路特定財源特措法案)に関しては、あまり関心を持たないことをお勧めします。うんざり=政治不信に“感染”するおそれがあります。


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道路整備財源特例法改正案、参院で否決へ
2008年05月07日20時45分

 民主党は7日、ガソリン税などの税収を10年間道路整備に充てることを定めた道路整備財源特例法改正案を、参院で採決する方針を決めた。これを受け、参院の自民、民主両党は、9日の総括審議(福田首相出席)、委員会採決、12日の本会議採決で合意した。ただ、参院は野党多数のため、いずれも否決される。

 民主党は与党が13日に予定する衆院での再議決にも出席して反対する見通しだ。同改正案と、「09年度から一般財源化」とした政府・与党決定との矛盾を追及し、再議決に対して慎重論もくすぶる与党を揺さぶる狙いがある。

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胡錦涛国家主席来日、小沢代表と会談へ

2008年05月06日 18時21分37秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会
(写真はMSN産経)

 中華人民共和国の胡錦涛国家主席・中共総書記が6日午後1時55分前に、羽田空港に到着しました。中国元首の来日は1998年11月の江沢民さん以来10年ぶり。1998年11月というと、私は横浜支局に移っていたので、全く記憶がありませんが、江沢民さんは吼えまくったようです。

 あす、皇居で両陛下と面会。7日にはホテルニューオータニで、小沢・胡錦涛会談。8日には創価学会インタナショナル(SGI)会長の池田大作・第三代会長と会います。

 福田首相は昨年9月の就任以来、外交でのポイントが一つもありません。いったい、7ヶ月間も何をやっていたのでしょうか?
 東南アジア外交で実績を挙げた福田(赳)首相は東京サミットの議長を務めることなく退陣に追い込まれました。

 聖徳太子は、隋の煬帝(ヨウダイ)に「日出ずる国の天子、日没する国の天子に書を致す。恙なきや」との国書を送りました。これにより現代にいたるまで、日中は対等の関係でいます。外交の基本方針を固定した上で、「和をもって尊しとなす」と内政を安定させました。 

 福田首相は聖徳太子と比べると、凡庸な政治家の印象があります。

 ただ、正直言うと、鉢呂吉雄ネクスト外相も支持者から「外相なんて早く辞めて、農相になりなよ」と言われる始末。昨年12月のNHKスペシャルで放送されました。

 
[NHKスペシャルの取材に応える鉢呂ネクスト外相]

 外交防衛部門会議では、浅尾慶一郎ネクスト防衛大臣に水をあけられた感があります。

 

[実力、知名度ともに上昇した浅尾ネクスト防衛大臣]

 福田首相がしたたかな外交を展開すれば、一時的な支持率アップが望めるかもしれません。福田外交のラストチャンスです。

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中国の胡錦濤主席が来日 7日に首相と会談(共同通信) - goo ニュース

 中国の胡錦濤国家主席は6日、羽田空港着の特別機で来日した。03年の就任後初めての来日で中国国家元首としては98年の江沢民主席以来10年ぶり。福田首相と7日に会談し72年の日中共同声明から4度目となる「日中共同文書」と地球温暖化対策に関する共同声明を発表する。会談に先立ち、天皇皇后両陛下とも会見する。胡主席は6日夜は中国の「国父」と慕われる孫文が通ったレストランでの夕食会に出席。
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鳩山幹事長、「辞意」を小沢代表に伝えていた 日銀人事

2008年05月06日 01時42分08秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会

(写真は鳩山由紀夫HP)

 全然知らなかったのですが、日銀人事の際、鳩山幹事長が「辞意」を小沢代表に伝えていたんですね。日刊スポーツが伝えています。

 記事は鳩山さんと山岡賢次・国対委員長(一新会系=小沢グループ)との間に「あつれきがある」と指摘しています。

 私は、民主党は、社民党、国民新党と共同で、6月13日に首相問責決議案を参院に提出すべきだと考えています。
 61歳の鳩山さん。
 終盤国会の5週間、きわめて重要な役回りが期待されますね。で、この記事のしめ方がうまい。

>ただ「独特な個性の小沢代表を支えながら党内調整できるのは、人柄的に鳩山
>氏しかいない」(中堅)というのが党内の共通認識。鳩山氏もそこは理解しており、
>政権交代を目指して我慢の幹事長職は当分続きそうだ。

 思わず「その通り!」とうなりました。


 なお、長野・軽井沢での「政権交代を実現する会=鳩山グループ」の研修会には、下地幹郎・新党そうぞう代表(沖縄1区)も参加したそうです。

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民主鳩山氏、政権交代に決意(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20080505-356326.html

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は5日、恒例の鳩山グループ研修会を長野県軽井沢町で開き、福田康夫首相を早期の衆院解散・総選挙に追い込む決意を強調した。日銀副総裁人事をめぐり一時、辞意を伝えるほど亀裂の入った小沢一郎代表との関係も修復、「口下手」な代表と党内のパイプ役として、政権交代実現に向け奔走する構えだ。

 研修会には40人近い同党議員と、国民新党などと会派を組む下地幹郎衆院議員が参加。鳩山氏は「政権交代の実現に極めてリアリティー(現実味)が出てきた。確実にするため、国民のためには命も惜しまない覚悟を持って頑張ろう」と気勢を上げた。

 4月の日銀副総裁人事では、鳩山氏が渡辺博史前財務官起用案に同意する方向で党内調整したが、最後の段階になって「努力を無にするような形」(鳩山氏周辺)で、小沢氏が不同意を決定。鳩山氏は小沢氏に辞意を伝え、両者の溝は決定的になりかけた。

 しかし小沢氏が翻意を要請、鳩山氏を誘って会食するなど修復に努め、今では「おなかと背中がくっつくほどに緊密」(同)とされるほどだ。鳩山氏も密に党内情勢を報告しているという。

 その鳩山氏にとって懸念されるのが、山岡賢次国対委員長との関係だ。与党から「国対委員長の方が幹事長より権限が上だと思っている」と指摘される山岡氏との間で、たびたびあつれきが生じている。鳩山氏が周辺に不快感を漏らしたことも少なくない。

 ただ「独特な個性の小沢代表を支えながら党内調整できるのは、人柄的に鳩山氏しかいない」(中堅)というのが党内の共通認識。鳩山氏もそこは理解しており、政権交代を目指して我慢の幹事長職は当分続きそうだ。

 [2008年5月5日18時42分]

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【英経済紙】FT、福田さん「せめて366日間は首相でいたい」

2008年05月05日 01時47分36秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会
 福田首相が「安倍前首相より1日でも長く在任したい」。
 これ、サミットの日程とか、「話し合い解散」などを考えると面白いですね。

 民主党が仮に問責決議案を出すとしたら6月15日か、その数日前でしょう。そこで出さなければ、少なくとも今国会での問責はないと思われます。

 そうすると、この記事の話はかなり、信憑性がありますね。
 イギリスの経済紙、フィナンシャル・タイムズ(FT)から。


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福田内閣支持率、さらなる打撃――フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

(フィナンシャル・タイムズ 2008年5月1日初出 翻訳gooニュース)
FT東京支局長デビッド・ピリング

 噂によると、満身創痍の福田康夫首相は側近に対して、前任の安倍晋三前首相よりはせめて1日でも長く在任したいと話しているそうだ。それはつまり366日は在任し続けるということで、そうすると7月に議長を務める予定のG8洞爺湖サミットは余裕でクリアするし、9月末までは首相でい続けるということになる。

 「本人はそれを望んでいる」 政治アナリストで国際政治経済情報誌「インサイドライン」編集長の歳川隆雄氏はこう言う。「けれども、そうはならないかもしれない」

 ここ数日の間に、ただでさえ不安定にぐらついていた福田内閣はさらにぐらぐらと不安定さを増した。

 先週末には福田氏率いる与党・自民党が、西部・山口県の大事な衆院補選で敗れ、ふだんなら自民党が磐石だったはずの議席を失った。有権者は、6年間の経済成長が自分たちの生活レベル向上に寄与していないことに不満を抱き、相も変わらずの政治に飽き飽きとしていたため、民主党の候補を大佐で当選させたのだ。

 今週に入り福田内閣は、さらに人気を一気に下げるかもしれない賭けに打って出た。大事な連休のどまんなかに、ガソリン税の暫定税率を復活させたのだ。これはたとえるなら英国の首相が、12月24日にワインと七面鳥の税金を倍にするようなものだ。

 福田氏はこの件について、記者会見を開いた。民主党の介入で4月にいったん期限切れとなったガソリン税の暫定税率を、改めて復活させなければ、歳入に年間2兆6千億円分の穴が空き、道路補修事業などが不可能になる、と首相は説明。しかしその首相でさえ、「国民の皆様お一人お一人が、家計のやり繰りに苦労しているときに、再び負担をお願いするということは、本当に苦しい判断でありました」と認めている。

 山口補選と暫定税率のダブルパンチで、ただでさえ下がっている福田首相の支持率はさらに打撃を受けるはずだ。一部の世論調査によると内閣支持率は25%というきわめて不安定なレベルにある。これは安倍政権末期と同じような水準だ。もしも支持率が20%を切ったりしたら、党内からも辞任を求める不満の声が聞こえ始めるかもしれない。専門家たちはこういう。

 「福田首相の政治生命はほぼ尽きている」 政治学者で北海道大学の山口二郎教授はこう言う。「7月のサミットが退任の花道になる可能性がとても高い」

 福田内閣が本当にこんなに短命で終るのなら、安倍内閣が1年にわたって続けた自崩壊ぶりを再現することになる。短命政権がもし2人続いてしまうと、1990年代の日本のように首相が回転扉のように入れ替わり立ち代りする状態にまた戻ってしまうかもしれない。1990年代日本のこの状態は、2001年に就任した小泉純一郎元首相が6年近く政権を維持したことでようやく終ったのだ。

 小泉内閣は、政治的安定の新時代という約束を提示。そこでは政治指導者は高い人気を背景に、自信を持って大胆に行動できるはずだった。しかしその時代は、少なくとも一時的には、終ってしまったかのように見える。しかし、なぜだ?

 考えられる理由のひとつは、政治的なものだ。福田氏は日本においてはきわめて珍しい、議会の多数党が両院で分かれているという政治状況を受け継いだ。自民党がより力の強い衆議院を支配するが、参議院は民主党が支配する。このいわゆる「ねじれ現象」は、日本の有権者が選挙ごとにいかに大きく揺れ動いてきたかを表すものだ。日本の有権者は2005年には、小泉氏率いる自民党に歴史的な圧倒的過半数を与えておきながら、2007年には安倍氏率いる同じ自民党に大敗を見舞ったのだ。

 一方の野党・民主党は、小沢一郎代表の功名かつ時には理解しにくいリーダーシップの下、昨年7月に得た参院多数をテコに、立法府に大混乱をもたらしている。法案につぐ法案が、民主党にブロックされているのだ。民主党の介入によって、自衛隊のインド洋派遣が(一時的にだが)中止となったし、日本銀行総裁のポストが3週間も空席になったり、またガソリン1リットル25円の暫定税率分の課税を(やはり一時的にだが)ストップさせた。

 小沢氏を支持する人たちは、民主党のこうした戦術によって与党は本物の政策論議をせざるを得なくなったと主張する。おかげでたとえば、国の道路工事といった不透明な問題について、あるいは金融政策と財政政策のあるべき関係について、やっと光が当たるようになったのだと。一方で小沢氏を批判する人たちは(民主党内も含めて)、小沢氏は単に議事を妨害してきただけ、ということになる。どちらにしろ、国会が膠着(こうちゃく)する責任の一部は、不幸な福田氏にかぶせられている。

 小泉時代の勢いがそがれてしまっているもうひとつの理由は、経済的なものだ。大げさではないが着実な経済成長が6年間続いたにもかかわらず、多くの日本人は(特に大都市以外に住む日本人は)、相変わらず自分たちは虐げられていると感じている。

 食料と石油の価格高騰に引っ張られて物価は上昇し始めたが、賃金はまったくほとんど動いていない。所得格差は広がり、自分たちは公平な政党だという自民党の自負を損ねてしまった。中央政府は地方政府の財政をカットし、かつてはふんだんに与えてた公共事業も削減した。福利厚生は減らされ、逆に医療費や年金の支払いは増えた。

 日本政治を研究する米コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授は、小泉氏が熱狂的な人気を集めたのは、政治家としてのスタイルのおかげで、政策に人気があったわけではないと指摘する。そしてむしろ小泉政権が決定した政策の実際的な影響が、いま実感されているのだ。

 小泉氏は国民に、今のこのつらい思いは日本のためになるのだと説得することができた。しかしそうやって国民に政策を受け入れてもらえる、そんな指導者がいないとあっては、一般の人たちは単に自分の生活水準が脅かされているとしか思えないのだ。
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【ガソリン値上げ】福田内閣の支持率急落 20%軒並み切る

2008年05月05日 01時30分58秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会
 竹下内閣総辞職は「共同通信で内閣支持率3%」という報道が拍車をかけました。

 TVの世界では「視聴率」が金科玉条。
 ジョン・F・ケネディが登場してからの半世紀、「イメージ」が主人公となった政治の世界を数字で理解するのは難しいもの。

 「支持率3%」――これが、竹下内閣の「小売価格+3%の消費税新設」と数字が一緒だったもんですから。
 消費税率が3%であることと、内閣支持率3%には何の相関関係もありません。

 正直言って、共同通信の世論調査はサンプル数が少ないので、社会調査の理論上、あまり参考になりません。

 ただ、良くも悪くも大山鳴動しがちな日本国民。「それ見たことか」とあちこちで声なき声が上がっているのでしょう。

福田内閣支持急落19% 危機的、不支持66%(共同通信) - goo ニュース

 共同通信が1-2日に実施した電話世論調査で福田内閣の支持率は19・8%と、4月調査から6・8ポイント急落し発足以来最低を更新した。20%を割り込んだのは森内閣以来で、危機的水準といえる。不支持率は66・6%。揮発油税などの暫定税率復活や後期高齢者医療制度への不満が影響したもよう。政党支持率も自民党24・3%に対し民主党30・3%と、昨年12月以来5カ月ぶりに逆転した。

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【ガソリン値上げ】“議長と首相、抱き合って喜ぶ?”

2008年05月04日 01時42分50秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会
 4月29日の衆院本会議。
 時事通信の配信写真の下の方を少し切らせて頂きました。

 なんだか、河野議長と福田首相が抱き合ってガソリン税値上げを喜んでいるように思えます。

 実際には、参議院での審議を打ち切ること(見なし否決)を決めた後、しばらく本会議場で休憩しているときの一コマ。この後、再議決されました。

 福田首相は福田首相の息子、河野議長は河野農相の息子で、息子は河野衆院議員。なんだか似た人ばっかりなので、思わず議長が自民党を応援しているように見えました。

 ところで、この本会議は民主党は欠席しましたが、横路副議長は出席の上、反対票を投じていました。

参考)
綿貫国民新党代表、「河野洋平さんは自民党の議長だ」(3月27日付エントリ)

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「小沢さんは時々三振するので穴埋めが大変(笑)」山岡国対委員長

2008年05月03日 11時56分47秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会

 小沢さんが韓国静養中に山岡さんが本音発言。
 これ大事な発言です。
 どうしても小沢さんは、相手に物言いにくい気持ちを感じさせてしまう人です。
 ただ“豪腕・小沢”はマスコミによって作り上げられた虚像です。

 なぜなら1969年(昭和44年)初当選組では、
 旧自民党木曜クラブから羽田総理、綿貫衆院議長、渡部衆院副議長を出しています。清和会からは森総理が出ています。小沢さんを含む連続当選組の5人のうち4人は総理か正副議長になっています。小沢さんの官職は官房副長官と自治大臣などしかありません。

 ところで、小沢さんは静養中は党幹部からの電話も取り次がないと言われています。
 近い外国で、“情報断食”しているのですから、この山岡発言も小沢さんは知らないままでしょう。山岡さん、やりますねえ。

「小沢さんは時々三振する」側近・山岡氏、講演で
2008年05月02日23時39分
http://www.asahi.com/politics/update/0502/TKY200805020337.html

 小沢さんは時々三振する――。民主党の小沢代表の側近である山岡賢次国会対策委員長は2日、沖縄県浦添市で講演し、代表についてこう評した。昨年11月の大連立騒動などをさした発言とみられる。

 山岡氏は「国対委員長は野球で言うと監督。小沢一郎さんはうちの4番バッターで監督の指揮下にあるが、あの人は時々三振をするもんですから、その穴埋めをする監督も大変です」。その一方で、「三振もするが、知名度もカリスマ性も我が党では一番ある」と続け、フォローも忘れなかった。


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