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華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

要領が悪い

2012年09月13日 20時43分19秒 | Weblog
今日は午前シフト。何度か触れてきたように午前はすることが多くて忙しい。今日は同じ新人研修中の看護師と2人で11名の担当となった。
この11名の部屋は病棟の端と端にあり、一室に4名、反対側の2部屋に7名。ペアを組んだ看護師が4名いる方から始めるというので、私は7名いる方から投薬、シャワー等をスタート。ドクターの回診やそれにともなうオーダーで忙しかったけど2人で11名ならなんとかなると思っていた。

が。

ペアを組んだ看護師、4名部屋に居座って私がいる反対側に全然来ず、自動的に私が7名担当に。
何度か「ちょっと手伝ってほしいんだけど」と言ったけど「これが終わったらすぐに行く」といって来ない。そして自分は「ランチに行ってくる」「○○してくる」と自分のペースで動く。本当に何度も「一人じゃ無理なんだけど」と言っても本当に不思議なぐらいスルー。挙句の果てに私がランチに行けずに困っていると「なんでそんなに遅いの?」。いい加減ムカッとして「私、すごく忙しいんだけど!」と言ったところでまるで自分は担当じゃないような雰囲気で去っていく。そして私がバタバタ仕事に追われている間にさっさと申し渡しを終わらせて帰っていった。

イヤイヤイヤイヤ!? 仕事終わってないよ??

要領良すぎやろー!?と口をパクパクさせている間に去っていった。その看護師が私とペアである事実を普通に無視(!?)していることが最後まで信じられなかった。「そのうち手伝ってくれるやろう」と思っていたけど、そうではないことを帰っていく姿を見てやっと理解した次第。久しぶりにマジでイラッとした。後から文句を言っても仕方がないし、ここで愚痴っても仕方ない。次に会ったらちゃんと言おう。

それにしても。
就業時間を過ぎてもまだ看護記録を書いていた。一生懸命記入している横から患者さんがアレコレ注文をつけてくる。「午後の看護師が来ているからそちらに言って」と伝えたところで患者さんにとっては同じ看護師かのでお構いなし。結局むげにできずに「どうしたんですか?」と応対してしまう。そういう私の姿をを見て先輩看護師は「Yoshimiはまだ働き始めたところだから患者さんに優しくできるのよー(笑)」。慣れてくると患者さんが本当に困っているのか、ただ文句を付けたいだけなのかがわかってくるようになるらしい。

ムダ働きを減らすためにも、いろんな意味で要領っちゅーもんを覚えていかんとあかんのかもなぁ。