八幡東区・枝光本町商店街アイアンシアターにて、全国各地で展開される「百年芸能祭」の北九州公演を鑑賞。
今年の9月1日で、関東大震災からちょうど100年。関東地区が大地震で壊滅状態になった後、根も葉もない噂に端を発して朝鮮人や中国人が次々と虐殺された事件を忘れないために行われる「鎮魂」と「予祝」の芸能祭。
会場は満席。最初に1983年に公開された映画「隠された爪跡」(呉充功監督作品)が上映され、休憩のあと谷瀬未紀さん(海峡プロジェクト主宰)の脚本・演出による「九月、東京の路上で」(加藤直樹著)を、谷本仰さんのバイオリン伴奏で山口恭子さんと野口和夫さんが朗読。そして鄭正淑さんのサルプリ(祈願舞)、朴康秀さんのタルチュム(仮面劇)には鄭さん(チャンゴ)と谷本さん(Vn)も加わり、客席も手拍子や掛け声で会場中が一体となりつつ約2時間の公演はお開き。
よく鎮魂曲として演奏している都山流本曲「木枯」は関東大震災にまつわる尺八独奏曲ですが、今回の芸能祭を機にまた更なる祈りを加えたいと心底感じました。ご縁に感謝!
今年の9月1日で、関東大震災からちょうど100年。関東地区が大地震で壊滅状態になった後、根も葉もない噂に端を発して朝鮮人や中国人が次々と虐殺された事件を忘れないために行われる「鎮魂」と「予祝」の芸能祭。
会場は満席。最初に1983年に公開された映画「隠された爪跡」(呉充功監督作品)が上映され、休憩のあと谷瀬未紀さん(海峡プロジェクト主宰)の脚本・演出による「九月、東京の路上で」(加藤直樹著)を、谷本仰さんのバイオリン伴奏で山口恭子さんと野口和夫さんが朗読。そして鄭正淑さんのサルプリ(祈願舞)、朴康秀さんのタルチュム(仮面劇)には鄭さん(チャンゴ)と谷本さん(Vn)も加わり、客席も手拍子や掛け声で会場中が一体となりつつ約2時間の公演はお開き。
よく鎮魂曲として演奏している都山流本曲「木枯」は関東大震災にまつわる尺八独奏曲ですが、今回の芸能祭を機にまた更なる祈りを加えたいと心底感じました。ご縁に感謝!