尺八・土笛演奏家 山崎箜山(やまさき こうざん)

都山流竹琳軒大師範、都山流講士・検定員。日本音楽家ユニオン会員。津軽三味線「吉田兄弟」の尺八担当。北九州市小倉南区在住。

派遣講習会 2018 in 東京

2018-05-28 09:30:00 | 日記
東京都港区芝・全日電工連会館にて、再び流派の講習会。

こちらには数年前にも伺いましたが、東京での講習会は関東支部、埼玉県支部、茨城県支部、山梨県支部の合同開催。首都圏とは言え、広範囲の地域から約60名の受講者がお集まりになりました。休憩時間には楽譜や尺八(精華銘)の展示販売も。

先日の岡山での講習会同様、音色の変化や基本奏法の解説の後、都山流本曲「朝風」の独奏部と同じく「木枯」、最後に「朝風」の合奏部を全員で合奏して、休憩を含む約6時間の講習会は無事終了。その後の懇親会では、有志の会員の方々と飲食を共にしつつ、しばし楽しく語らいのひととき。

相変わらずの拙い講習でしたが、皆さんお疲れさまでした!
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縄文土笛

2018-05-25 12:00:00 | 日記
先日の現代舞踊とのコラボで使用した土笛をご紹介。

もちろんこれは複製品ですが、オリジナルは埼玉県内の縄文遺跡地帯で発見されたものだそう。最初は摩滅と欠損が激しく、音が出なかったため土偶ではないかとの声もあったのですが、複製を作って吹いてみたところ音が出たので、やはり土笛だったことが判明したとのこと。

この模様がいかにも縄文。紐の先に着いた丸板を指で挟み、凹んだ部分を下唇に付けて、写真では見えませんが裏穴を親指で塞いで吹きます。弥生の土笛と違ってとても鋭く高い音で、どちらかというと石笛(いわぶえ)に近い感じ。裏穴の押さえ具合で若干音程を変化させることもできます。

音楽と言うには程遠いのですが、吹いているとおよそ1万年くらい前の縄文時代にタイムスリップしたような感覚に・・・資料によると、埼玉県の聖徳工芸というところで製作されたものです。
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ガーデンパーティー 2018 春

2018-05-21 07:00:00 | 日記
八幡西区の個人宅・日吉台ハウスの庭園にて、恒例のガーデンパーティーにお邪魔。

基本的に年に2回開催されている、現代芸術的集会。この日はまずスーザン・バージュさん振付による現代舞踊「e.e.カミングスの詩に基づくダンススケッチ」を竹元完奈さんが演じ、続いて原田大志さん(Vn)による「無伴奏バイオリンのためのソナタ第3番ハ長調」(J.S.バッハ作曲)の独奏。休憩を挟んで詩人・渡辺玄英さんによるオリジナルや犬塚堯、吉本隆明といった現代詩の朗読。

そして最後は、やはりスーザンさん振付の現代舞踊「見出された土偶」。過去にフランスや京都で上演された際はクラリネットと電子音の伴奏でしたが、今回は初めて尺八とのコラボ。阿部守さん製作のランドスケープと砂の穴を並べて配置した舞台を中心に、舞踊家・田村博子さんが様々な土偶の表情を演じます。音の方は基本的に尺八の即興演奏でイメージを作りますが、所々に土鈴と縄文土笛も加えて約20分の作品を上演終了。

終演後はそのままパーティーとなり、茶菓とともにしばし演者とお客さまの交流タイム。初夏の爽やかな陽気の中、アートな時間が流れるひとときでした。感謝!
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目で見て動く歌舞伎の一歩! 〜話すことあり 聞くことあり〜

2018-05-13 06:30:00 | 日記
福岡市・博多座の地下リハーサル室にて、歌舞伎役者・中村橋吾さんによるワークショップに参加。

博多座には過去何度かお仕事で伺いましたが、リハーサル室に入るのは今回が初めて。当初40名限定の予定が最終的に100名近くの参加者が来場。しかしさすがはお芝居の練習場だけあって、それだけの人が入ってもかなりゆったり。橋吾さん曰く、鬼のように広いリハーサル室!

まずは歌舞伎の基礎知識を写真や実演とともに丁寧に解説してくださり、その後は歌舞伎体操と称して橋吾さんの指導の下、参加者も実際に体を動かして様々な所作や発声を体験。一見簡単そうな動きも、実際にやってみるとなかなかプロの役者さんのようにはいきません。

楽しく歌舞伎の基礎を学んだひととき。役者歴18年という橋吾さんのユーモラスな語り口で、会場は終始和やかな雰囲気でした。
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鋤田正義写真展 in Nogata 2018「ただいま。」

2018-05-11 17:00:00 | 日記
直方市の直方谷尾美術館にて、地元出身の世界的写真家・鋤田正義さんの展覧会を鑑賞。

デヴィッド・ボウイを始め、数々の東西有名ミュージシャンの撮影を手がけてきた鋤田さんが初めて故郷で開催する展覧会。音楽プロデューサー・堤秀樹さんによるBGMが会場内を漂い、その中に拙い尺八の音も加えていただいてますが、圧巻の作品群を目の当たりにすると自分の音のことなどすっかり忘れて作品に釘付け状態。

写真が伝える力、そしてそこから滲み出てくる鋤田さんの人柄や生き様など、大きなエネルギーとともにどことなく安らぎをも覚えた展覧会でした。感動のひとときに感謝!

鋤田正義写真展は5月20日(日)まで開催。ちなみに6月2日(土)からはKBCシネマ(福岡市)にて、鋤田さんの活動を追ったドキュメンタリー映画「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」が上映されますが、こちらも必見です。
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派遣講習会 2018 in 岡山

2018-05-01 05:30:00 | 日記
岡山市のJA岡山本所にて、流派の講習会。

一応、岡山県支部と鳥取県支部の合同ということでしたが、当日は広島や島根からも参加者があり、約60名の方々が一堂に集合。机の配列は平行になるのが通常ですが、こちらでは講師を囲むような扇型に配列されているのがユニーク。

最初に岡山県支部長のご挨拶があってから、早速講習開始。まずは音色の変化や基本手法の説明・練習の後、都山流本曲「朝風」の独奏部と「木枯」を実演を交えつつ解説。最後に「朝風」の合奏部を全員で合奏して、約6時間(休憩を含む)に及ぶ講習会はお開きに。

ご参加の皆さん、お疲れさまでした!
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