尺八・土笛演奏家 山崎箜山(やまさき こうざん、三代 山崎北山)

都山流竹琳軒大師範、都山流講士・検定員。日本音楽家ユニオン、日本尺八演奏家ネットワーク会員。北九州市小倉南区在住。

7月の予定

2024-06-28 05:00:00 | 日記
今年もいよいよ後半戦へ・・・随時更新しますので、よろしくお願いいたします。

7月9日(火)19:00 アートスペース兜座(東京都中央区日本橋兜町11-10 6F)「写真俳句を楽しむ会」


7月12日(金)19:00 豊洲シビックセンターホール(東京都江東区豊洲2-2-18)「第5回 JSPN定期公演 世界を旅する尺八」


7月13日(土)19:00 街カフェコクーン(東京都立川市富士見町1-26-10 2F)「文月の風 〜尺八と土笛〜」


7月14日(日)13:00 かつのホール(福岡市中央区高砂1-6-13)「都山流本曲コンクール 一次予選」審査・・・延期

7月15日(月・祝)18:30 HOME(福岡市中央区舞鶴1-1-30 4F)「Inst night @HOME 11」


7月16日(火)19:00 Jazz工房Nishimura(太宰府市朱雀2-25-10)「深見洋公 追悼の宴」


7月20日(土)12:00 小倉稚加栄(北九州市小倉北区堺町1-4-26)「浴衣ランチ会 ミニライブ」

7月27日(土)13:00 子どもの館HOW!?こどもホール(北九州市八幡西区黒崎3-15-3 COMCITY 7F)「和つなぎ」

すてきな音楽レシピ Vol.3 ピアノセミナー受講記念コンサート

2024-06-24 09:00:00 | 日記
新宮町・そぴあしんぐう 小ホールにて、ピアノコンサートのゲスト出演。

個人的には、久々のそぴあしんぐう。第一部は受講記念コンサートとして、つい2週間前に開催された公開レッスン&セミナーに参加した、コンクール出場を目指して練習を重ねている6名の受講生の皆さん(小学生、中学生、一般)が次々に登場。そして最後は、講師推薦のピアニスト・齋藤美奈海さんが特別出演。

休憩を挟んで、第二部は講師による名曲コンサート。まず講師のお一人、日髙美佐さんとピアノ&尺八「さくらさくら」、ピアノソロ「月あかりの湖水」、尺八独奏「荒城の月」、ピアノ&尺八「ヤクイ族のダンス」、ピアノソロ「トリステ No.3」、ピアノ&尺八「スペイン」「アメイジング・グレイス」で、私の出番は終了。続いて同じく講師の和田梯さん、増井以卓さんによるピアノソロが披露され、約2時間のコンサートはお開き。

受講生の皆さん、講師の先生方、いずれもクオリティの高い見事な演奏の連続で、終始感動の拍手が送られていました。お集まりの皆さまとご縁に感謝!

九州歯科大学 邦楽部 新入生歓迎会 2024

2024-06-21 04:00:00 | 日記
小倉北区・しゃぶ禅にて、恒例の歓迎会。

今年は歯学科と口腔保健学科合わせて新入部員が3名。顧問の吉居先生はあいにく不参加でしたが、いつものように定期演奏会には出演しない6年生(国家試験受験準備のため)やOB・OGも参加。賑やかなひとときでした。

改めて新入部員の皆さん、ご入学ご入部おめでとうございます。11月の定期演奏会に向けて、頑張ってくださいね!

古里へのたより

2024-06-17 05:00:00 | 日記
昨日(6/16)は父の日でしたが、父・二代 山崎北山が亡くなってから今年でもう8年目。時間だけが容赦なく過ぎていきます。

折しもつい先日、出雲市での演奏会にもご来場くださった島根県支部の重鎮の先生から、父に関する山陰地方の新聞の切り抜き記事を見せていただきました。内容から1998年(平成10年)のものと思われ、自宅(実家)で母と合奏する写真と共に、郷里を離れて北九州(母の里)を中心に本業の傍ら、尺八の演奏や指導を続けている様子が紹介されています。

父の日に寄せて、在りし日の姿を偲びつつ、改めて両親に感謝!


北九州島根県人会で演奏する両親と私。父は三絃(三味線)も嗜んでいました↓

ピア二胡 10年 ありがとうコンサート

2024-06-14 05:00:00 | 日記
八幡西区・黒崎ひびしんホール(中ホール)にて、谷口淑子さん(Pf)と帯金真理子さん(二胡)のユニット「ピア二胡」のコンサート。

このお二人とは何度かご一緒させていただいていますが、今回はユニット結成10周年記念スペシャルということで、宮吉英彰さん(Dr)と私がゲスト出演。当日のリハーサル時には北九州市長・武内和久さんもご来場くださり、賛助出演の子どもたちと面会。

会場には多くのお客さまをお迎えして、まずはピア二胡のお二人で「アヴェ・マリア」「愛の讃歌」、尺八が加わって「二泉映月」「荒城の月」、尺八とドラムが交代して「ジェラシー」「戦馬奔騰」、全員揃ったところで賛助出演・Ayanoさん(Vo)の歌と子供たちのダンスも加わり、谷口さんのオリジナル曲「このまち」で前半終了。

休憩を挟んで後半は、最初に子どもプロデューサーから全員にインタビューがあり、そのまま「世界の約束」、お二人で「オブリビオン」「ローズ」、再び全員で「ヘイ・ジュード」「時の流れに身をまかせ」「蘇州夜曲」「アイ・ガット・リズム」で本編終了後、アンコールをいただいて「賽馬」で、約90分のコンサートはお開き。

このコンサートを最後に谷口さんはしばらく公的な音楽活動を休止(なんと、次回の北九州市議選に八幡西区から出馬!)なさるとのことで、必然的にピア二胡としての活動もしばらくお休みになるそうです。

谷口さんの新たな前途を祝福しつつ、お集まりの皆さまとご縁に感謝!

筑前琵琶と尺八で聞く平家物語の世界

2024-06-10 05:00:00 | 日記
みやま市・まいピア高田 多目的ホールにて、小学生の芸術鑑賞会。筑前琵琶の尾方蝶嘉さん、石橋旭姫さんとご一緒です。

地元ライオンズクラブの主催事業で、子どもたちが本物の芸術に触れる機会を作ろうという企画。この日はみやま市内の全小学校6年生が一堂に集合し、会場には本格的な能舞台(なんと移動式!)を設置。

フリーアナウンサー・こはまもとこさんの司会進行で、まず3人へのインタビュー形式による出演者と楽器紹介。続いて尾方さんの独奏「入道死去」、尺八が加わって石橋さん「若き敦盛」と尾方さん「壇ノ浦」、石橋さん独奏「胡蝶の譜」、最後に全員で尾方さんのオリジナル作品「祇園精舎」を演奏して約1時間の鑑賞会はお開き。

各曲の前には、こはまさんによる解説を挟みつつ、小学生にはやや難解な古語を敢えてそのまま披露しましたが、みんな最後まで真剣に聴き入っていました。ご縁に感謝!

水無月の韻 2024

2024-06-07 04:00:00 | 日記
私の生まれ故郷である島根県出雲市、ビッグハート出雲・白のホールにて、叔母・船越幸(こう)師が主宰する邦楽船越会の演奏会。

基本的に5年毎に開催され、身内ということもあって毎回お邪魔していますが、今回は特に幸師の開軒65周年記念。ただ厳密には2年前(2022年)に開催予定だったのが、コロナ禍の影響で今年に延期されたのだそう。

前日に全体リハーサルがあり、当日は明け方から降り続いた雨も止んで、会場は大盛況。開幕曲は、船越会会員でもある花柳華凡さんの舞踊とともに「春の海」。続いて「ことうた 〜抒情〜」「遠砧」「三管のための嬉遊曲 一番」「夜の演舞曲」「こきりこの風」で、第一部終了。休憩を挟んで第二部は地歌「ゆき」、ゲストの木次則子師(十七絃)と「哀歌」、尺八独奏「秋風吟」。ここで舞台設営の間に幸師との対談コーナーがあり、終曲「荒城の月・21 〜Moonlight Illusion〜」で、約3時間に及んだ演奏会はお開き。

私が参加した曲は、第一部の2曲(春の海、嬉遊曲)と第二部全曲(!)。卒寿を迎えてなお元気に舞台を務める幸師とその一門の熱演に、終始温かい拍手が送られていました。改めて幸師にお祝いを申し上げつつ、ご来場の皆さまとご縁に感謝!

第19回 薩摩川内市 芸能祭

2024-06-03 04:00:00 | 日記
京都から新幹線で、鹿児島県・薩摩川内市へ移動。SSプラザせんだいにて、地元の芸能祭にゲスト出演。竹本一匹さん(Perc)、福居一大さん(津軽三味線)、宮本直美さん(筝)、他とご一緒です。

以前(9年前?)にもお邪魔したことがある企画ですが、今回は新しくできた建物での開催。まずは郷土芸能と文化協会による舞踊、フラダンス、詩吟などが披露され、中でも高城町に伝わる虚無僧踊り(!)はとても興味深く拝見しました。

そして市長挨拶の後、いよいよ私たちが関わる企画部門「花鳥風月」。まず地元の太鼓チームによる「鈴かけ馬踊り」、筝・尺八「さくらさくら」に合わせて子どもたちの踊り。ピアノ・パーカッション・フラダンス「雨水」、尺八(途中で能管も)・パーカッション「雨水龍神」、地元舞踊「念仏踊り」、地元和太鼓「HANYA」、三味線・筝・尺八・パーカッション・唄「川内小唄」、地元舞踊「想夫恋」。尺八・声楽(テノール)「鳥追舟」、清乃本流家元の舞「不動佛心咒」、尺八「秋月」、津軽三味線「冬音」、最後は尺八・三味線・筝・ピアノ・パーカッション「さくら幻想曲」〜フィナーレの総踊りで、約3時間の芸能祭は賑やかにお開き。

地元有志の方々とゲストが一体となって薩摩川内の四季を表現したこの企画は、とてもドラマチックで盛りだくさんの内容をお楽しみいただくことができました。お集まりの皆さまとご縁に感謝!

薩摩川内市 市民活動情報サイトより↓