尺八・土笛演奏家 山崎箜山(やまさき こうざん、三代 山崎北山)

都山流竹琳軒大師範、都山流講士・検定員。日本音楽家ユニオン、日本尺八演奏家ネットワーク会員。北九州市小倉南区在住。

4月の予定

2024-03-29 05:00:00 | 日記
いよいよ本格的な春の到来。随時更新しますので、よろしくお願いいたします。

4月14日(日)14:00 イイヅカコスモスコモン展示ホール(飯塚市飯塚14-66)「SAKURA コンサート」


4月21日(日)12:15 小倉南図書館デッキ(北九州市小倉南区若園4-1-60)「北九州タウンパレード・タウンフェス」入場無料


4月23日(火)11:00 わがままダイニング遊(北九州市小倉南区田原新町3-12-7)「尺八&中国茶 LIVE&ランチ会」


4月28日(日)13:00 小郡市文化会館 小ホール(小郡市大板井136-1)「みやざき都 筝・三絃教室 おさらい会」入場無料

都山流四国道場 開講式 2024

2024-03-25 05:00:00 | 日記
香川県高松市・マリンパレスさぬきにて、今年度の四国道場の開講式。

都山流道場は本拠地・京都の他に九州、四国、岡山、北海道と計5箇所で開講されていますが、今年度は片山瞠山師とともに四国を担当。い組・ろ組、各16名ずつの2クラス編成で、私はろ組を受け持ち。今年は特に道場コンサートが高松市で開催予定(11月24日)なので、その事前リハーサルも兼ねています。

3月、6月、9月、12月(四国のみ11月に道場コンサート)の年4回(各土・日の2日間、京都のみ水・木の年6回)で、この日は初日ということで道場生が一堂に集合し、香川県支部長・東原操山師の司会進行で四国支部連合会長・山本晶山師のご挨拶、講師紹介・挨拶と続いて、開講式は終了。

四国道場生の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

瀧北榮山「尺八之會」

2024-03-22 05:00:00 | 日記
福岡市・大濠公園能楽堂にて、都山流の若手尺八演奏家・瀧北榮山(たききたえいざん)さんのリサイタルを鑑賞。

瀧北さんは福岡市出身で、こちらでのリサイタルは2019年に続いて今回が2回目。個人的には以前、西口勝さん率いる福岡の和太鼓チーム・和楽団ジャパンマーベラスの京都公演でご一緒させていただきました。

まず「零 REI 尺八独奏のための」(向井航、世界初演)では縦横5箇所に立てた譜面台の間を移動しながら、4種類の尺八を使い分けて立奏。続く「無言歌 -尺八独奏のための-」(善養寺彩代、世界初演)は、一転して座奏で。そして都山流本曲「鶴の巣籠」(流祖中尾都山編)は、師匠でもある人間国宝・野村峰山師とともに、橋掛りから演奏しながら登場して、交互に独奏と合奏。

休憩を挟んで、後半の最初は「水の反映 尺八独奏のための」(向井響、世界初演)を、やはり立奏で。終曲の地歌「千代の鶯」(光崎検校)は、平野裕子(歌と三絃)・奥田雅楽之一(歌と筝)両師とともに座奏(毛氈を使わず、直に正座)による三曲合奏。最後にご本人によるご挨拶で、およそ2時間近くに及んだリサイタルはお開き。

本曲・古曲から委嘱初演の現代曲まで、聴き応えのある曲目を見事に演奏しきった瀧北さん。これからも更なるご精進とご活躍を期待しています。

都山流滋賀県支部 派遣講習会 2024

2024-03-20 06:00:00 | 日記
草津市・草津アミカホール研修室にて、流派の講習会。

滋賀県支部では毎年3月の総会に合わせて講習会が開催されますが、伺うのは数年ぶり。午前中が総会で、午後から夕方まで今年の本曲コンクール課題曲の一つ「朝風」をみっちり講習させていただきました。終了後は場所を移動して、和気藹々と懇親会。

最後まで熱心にお聴きくださった受講者の皆さまに感謝!

遺品

2024-03-18 05:00:00 | 日記
出身高校の同窓会から連絡があり、戸畑区内にある先輩のご実家で、亡くなられたお父さま(流派の大先輩)がお使いになっていたという尺八を拝見。

竹製の一尺八寸管が中心で、他にも一尺六寸管から二尺一寸管まで、木管(竹ではなく、木をくり抜いて作った尺八)も含めて全部で13本。長い間ずっとしまい込んでいたためにカビが生えていたり、中継ぎが緩くなっていたりと修理が必要なものもありましたが、いずれもちゃんと音を出すことができました。

貴重な楽器の数々に接することができて、ご縁に感謝!

親鸞聖人御誕生850年 立教開宗800年 慶讃法要・SAKURAコンサート

2024-03-15 05:00:00 | 日記
朝倉市・サンライズ杷木にて、関原弘二さん(Vc)プロデュースによる和洋折衷楽団SAKURAのコンサート。この日は林麻耶さん(Sop)、村上ふみさん(Vn)、佐藤金之助さん(Key)、村岡慈子さん(Perc)、安田勝竜さん(津軽三味線)、みやざき都さん(筝)とご一緒です。

浄土真宗の方々による一大イベントで、前日から全体リハーサルがあり、当日もリハーサルから本番へ。前半は慶讃法要と記念法話、休憩を挟んで後半がコンサートとなり、いよいよSDGs task force SAKURAの登場。

まず全員によるテーマ曲「輝煌」「さくらさくら」、バイオリン・筝・パーカッションでビバルディの四季より「春」第一楽章、尺八・箏・三味線「黒田節」、さらにパーカッションが加わって「いろふり」、全員で「阿蘇 〜あの橋をいつかあなたと〜」「糸」、ボーカル以外の全員「千本桜」、再び全員「東京ブギウギ」、最後に会場の皆さまと「ふるさと」「恩徳讃」を大合唱して、約3時間半の慶讃行事(コンサートは約1時間)はお開き。

早春の陽気に恵まれて、厳かな中にも和やかな空気に包まれていました。お集まりの皆さまとご縁に感謝!

尺八と土笛 早春ライブ

2024-03-13 05:00:00 | 日記
福岡市・ビストロ ニューオリンズダイニングにて、ミニソロライブ。

こちらでは以前、生野文治さん(ナレーション)と朗読ライブや小森陽子さん(Pf)とジャズライブを開催させていただいたり、個人的にも食事に伺ったりして馴染みのレストランですが、ソロライブは今回が初めて。

ありがたいことに満席のお客さまをお迎えして、まず尺八独奏「早春賦」に始まり、続いて「鶴の巣籠」「月草の夢」。ここから土笛に持ち替えて「祈り」「弥生」、再び尺八で「アメイジング・グレイス」「遠くへ行きたい」「荒城の月」で本編終了後、アンコールをいただいて「イエスタデイ」で約60分のミニライブはお開き。

終演後は相変わらず美味しいアメリカ南部料理に舌鼓を打ちながら、お客さま方と楽しく歓談のひとときを過ごすことができました。

あいにくの雨模様の中、お集まりの皆さまとご縁に感謝!

藤永優翠師 民謡名人位受章 記念祝賀会

2024-03-11 09:00:00 | 日記
時間は前後しますが、八幡東区・千草ホテルにて藤永流藤永会お家元先生の記念祝賀会に参列。

名人位は、日本郷土民謡協会からその技芸が至宝であると認められた人に贈られる最高位。お家元・藤永優翠師は二代目の故・藤永優輝さんとのご縁で、個人的にもずいぶん以前からお世話になっています。

藤永翠珠(中西奈津子)さんの司会進行で、最初に協会理事長・加藤訓氏からお家元へ名人位の授与があり、来賓祝辞、お家元と三代目(藤永優佳師)による謝辞、三代目の祝い太鼓、水穂流家元・水穂聖旭師のご祝儀舞、藤永会有志のご祝儀演奏、三代目の正調博多節、お家元の唄とともに誠心流家元・松井誠による黒田武士の舞、鏡割り、乾杯〜祝宴と続きました。

祝宴の間も様々なアトラクションがあり、最後はお家元の唄「日本の祭り」に合わせて会場全員の総踊りで賑やかにお開き。

優翠先生、改めておめでとうございました。益々のご活躍をお祈りしています。

誕生日 2024

2024-03-07 04:00:00 | 日記
おかげさまで、無事に64歳の誕生日を迎えることとができました。拙いブログをご覧くださっている皆さま、いつもありがとうございます!

健康に留意しつつ、益々精進を重ねて参ります。今後ともよろしくお願いいたします。三代・山崎北山(箜山)拝

写真は64歳に因んで、リッケンバッカー360V64(トム・フォガティ仕様)・・・笑

夢芸会&北山会 合同おさらい会 2024

2024-03-04 04:00:00 | 日記
豊前市・ニューいずみにて、毎年恒例のおさらい会。

これまた前日のアバンギャルド(!)から一転して、伝統音楽(三曲)の世界へ。会場の和室で、最初は全員による「さくら舞曲」。そしてここから個別に「日本のわらべ唄」「鶴の声」「春の曲」「きぬた」「春の海」「船の夢」、都山流本曲「八千代」、「祭りの太鼓」、「松竹梅」。最後は会主による尺八&筝「泉」で、約3時間に及ぶおさらい会はお開き。

今年は諸事情で参加できないお弟子さんも多く、例年に比べてこじんまりとした会になりましたが、それぞれが一年間お稽古を重ねてきた成果に最後まで惜しみない拍手が送られていました。

終了後は久々(4年ぶり?)に食事会も復活して、お互いを労うことができました。皆さん、お疲れさま。よく頑張りましたね。