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カウンターで攻略(5/11新潟対浦和)

2024-05-12 21:54:57 | 浦和レッズ
昨日の浦和レッズのアウェイ新潟戦は、4-2で浦和の勝利に終わりました。もっとも、内容を見ると決して盤石の勝利ではなかった印象です。立ち上がりは浦和がゲームプラン通りの動きを見せ、開始4分という早い時間で渡邊凌磨が出したスルーパスにチアゴ・サンタナが追いつき、フリーになってゴールを決めて早くも浦和が1点リードを奪います。

その後も中島翔哉が決定機を迎えるなど浦和は押し気味に試合を運びますが、前半20分を過ぎたあたりから雲行きが怪しくなってきます。新潟はサイドでボールが持てるようになり、そこから高い精度のクロスが入るようになります。鳥栖から移籍の小野裕二が頭で何度か競り勝ってシュートを放ち、浦和GK西川が何とか止めていたものの新潟の流れでハーフタイムに入ります。

浦和ベンチも、この展開は良くないと見て、前半に足を痛めていたMF大久保を下げて左SBに大畑を投入して、渡邊凌磨をMFに上げる采配を打ちます。その後も同点に追いつきたい新潟が前から圧力をかけてきますが、この日の浦和はその攻めを跳ね返してからのカウンターの精度が高かったです。カウンターは戦術関係なく、相手より一人多く走れば勝ちで、チアゴ・サンタナが走ったところに新潟DFが釣られた逆にグスタフソンが走り込んで2点目を決めます。

さらにカウンターで、チアゴ・サンタナからのパスを前田直輝が決めて3-0としたことで、この試合は浦和が確実に終わらせなければいけませんでした。しかし、新潟がサイドで持てる強みはメンバーが変わっても続き、FKから太田が合わせて1点を返すと、さらに右からのクロスからを長倉が決めて、3-2とされたことで試合はわからなくなりました。

浦和のヘグモ監督はこの流れの悪さは課題と感じていたようで、MFグスタフソンを下げてDFの佐藤を投入して、5バックにして新潟の攻めをとにかく跳ね返したいという采配を打ちます。これで、新潟FWにスペースを与えないことはできたと多少安堵しましたが、その後の右サイドからのエカニットのドリブルを新潟DFがファウルしてPKになったことでようやく、このゲームは決着を見ることになります。

このPKはチアゴ・サンタナがGKの逆に蹴り込んで4-2となり、浦和勝利は動かないものになります。しかし、下位の新潟とはいえ、ロスタイムまでわからない厳しい試合だった印象はあります。この日冴えたカウンターで、相手が攻めてきたところを裏返す攻めも、これからオプションにしたいところです。

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