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アイスホッケー女子日本対スウェーデン

2022-02-05 22:05:48 | 他スポーツ
開会式の前日に行われた、アイスホッケー女子の日本対スウェーデンを見ていました。日本女子代表「スマイルジャパン」は3大会連続の五輪出場で、世界ランキングも6位まで上げており世界と戦えるところまで来ました。もっとも、相手スウェーデンはウインタースポーツ大国で、強そうなイメージを持っていました。

アイスホッケーのような、GKがいてゴールを守るスポーツは、すべてサッカーから分かれてできた競技です。サッカーと似ている「オフサイド」もあります。相手側1/3のブルーラインに、パックより先に入ってしまえばオフサイドとなります。サッカーのオフサイドのように、待ち伏せができないようにするルールです。

また、時間稼ぎができないようにする「アイシング」もあります。自陣に押し込まれたチームがロングボールで誰もいないゴール前にクリアすると、ゴールラインを越えた時点でこの反則となり、自陣でのフェイスオフでゲームが再開します。この間は選手交代も許されないルールになっており、苦しくなってもパックをつないで敵陣に自力で行けないと選手交代はできないです。

アイスホッケーといえば「氷上の格闘技」と呼ばれるほどの体のぶつかり合いのイメージがあります。もっとも、女子のアイスホッケーは男子とは筋力の差があるので、パックと関係ないところでのフィジカルのぶつかり合いは基本は禁止です。ぶつかるのは、パックを持っている選手と、それを守るDFとの間の攻防だけに絞られています。

今回の日本が強くなっているのは、パック争奪戦に勝てないまでも飛ばされないところまでフィジカルのレベルを上げているところです。このコロナ禍で、海外チームとの対戦が必要な日本代表の強化は難しくなっていますが、それならばフィジカルを強くして、海外勢に対して勝てないことを前提に組み立てない試合運びが可能になりました。

FWのシュートも、ダイレクトで放つ「ワンタイムシュート」や、GKの肩越しに浮かせるシュートなど、独自のやり方でチームを強くしてきました。スウェーデンに3-1で勝てたことは、その方向性は間違っていなかった様子に見えます。前回平昌五輪でのカーリング女子のように、流行語大賞?も狙って欲しいものですね。

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