アジア最終予選他組動向４

グループA
1　イラン 22 7 1 0 13 2 +11
2　韓国 20 6 2 0 11 2 +9
3　UAE 9 2 3 3 6 6 0
4　レバノン 6 1 3 4 5 8 -3
5　イラク 5 0 5 3 4 11 -7
6　シリア 2 0 2 6 5 15 -10

現地時間2022年1月27日　19:00　UAE2-0シリア　ドバイ(UAE)／Al Maktoum Stadium
現地時間2022年1月27日　14:00　レバノン0-1韓国　サイダ(レバノン)／Saida Municipal Stadium
現地時間2022年1月27日　18:00　イラン1-0イラク　テヘラン(イラン)／Azadi Stadium
現地時間2022年2月1日　14:00　レバノン1-1イラク　サイダ(レバノン)／Saida Municipal Stadium
現地時間2022年2月1日　18:00　シリア0-2韓国　ドバイ(UAE)／Rashid Stadium
現地時間2022年2月1日　18:00　イラン1-0UAE　テヘラン(イラン)／Azadi Stadium

この組は2試合を残して、首位イラン、2位韓国のW杯出場が決まり早々と決着がつきました。不気味な印象もあった、レバノンのアウェイ戦を、イランも韓国も無事勝利で切り抜けました。韓国も初戦のイラク戦に引き分けた以外はほぼ思惑通りの結果で乗り切り、アウェイ戦がすべて中東という厳しい条件の予選を勝ち抜いた力は認めたいと思います。もっとも、最近は韓国代表も欧州組が多くなってきており、韓国に帰るよりも中東に行った方が時差が少なくコンディション的にはやりやすい面もあったことでしょう。プレーオフの3位争いはUAEが一歩リードの感もありますが、レバノンやイラクにも可能性があり、混戦になっています。

グループB
1　サウジアラビア 19 6 1 1 10 5 +5
2　日本 18 6 0 2 9 3 +6
3　オーストラリア 15 4 3 1 15 6 +9
4　オマーン 8 2 2 4 8 10 -2
5　中国 5 1 2 5 8 16 -8
6　ベトナム 3 1 0 7 7 17 -10

現地時間2022年1月27日　20:15　サウジアラビア1-0オマーン　ジッダ(サウジアラビア)／King Abdullah Sports City Stadium
現地時間2022年1月27日　20:10　オーストラリア4-0ベトナム　メルボルン(オーストラリア)／AAMI Park
2022年1月27日　19:00　日本2-0中国　埼玉／埼玉スタジアム2002
現地時間2022年2月1日　19:00　ベトナム3-1中国　ハノイ(ベトナム)／My Dinh National Stadium
現地時間2022年2月1日　20:00　オマーン2-2オーストラリア　マスカット(オマーン)／Sultan Qaboos Stadium
2022年2月1日　19:10　日本2-0サウジアラビア　埼玉／埼玉スタジアム2002

日本にとってはこの中国、サウジアラビアのホーム2連戦を注文通りの2連勝で乗り切ったのは大きいです。この結果、日本は次のアウェイの豪州戦で勝てばW杯出場決定、引き分けても最終戦のベトナム戦で勝ちか引き分けでW杯出場決定となります。負けた場合はサウジアラビアの勝敗も影響して複雑になるので省略しますが、次の豪州戦を引き分けでもいい条件に持って来られたのは大きいです。この組はサウジアラビア、日本、豪州の3チームに出場権もプレーオフ争いも絞られました。プレーオフはグループAの3位と対戦し、勝者が南米5位と中立地で当たります。南米5位はウルグアイやコロンビアの可能性もあり、かなり強い相手が来る可能性が高く、できれば避けたいです。この豪州戦は勝負の試合になりましたが、無情にもDAZN独占配信で、DAZNに入るようなコアなサッカーファンしか見られない、ちょっと複雑な思いも抱えています。