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韓国対ブラジル後半

2022-06-05 21:08:12 | ワールドサッカー
こういう親善試合では、ハーフタイムに何人か交代することも多いですが、ブラジル代表は可能な限りスタメンを引っ張ってきました。圧倒して勝つことが目的なのでしょう。事実、後半のブラジルの強みである、高い位置からの回収による連続攻撃で、ブラジルがゲームを優位に運びました。ブラジルの場合、サイドに拠点を作るのが上手く、左MFのパケタや左SBのアレックス・サンドロが上手くポジションを取ってボールを引き出せます。

このアレックス・サンドロの攻撃参加がこのゲームを決定づける3点目につながりました。彼のドリブルに対し、韓国DF金英権はファイルで止めざるを得ず、VARの結果PKの判定になり、このPKをネイマールが決めて3-1となり、勝敗に対する興味はここで尽きた印象があります。また、ブラジルの底力と感じるのは、ベンチから出てくるサブメンバーが豪華というのもあります。

アンカー的に下がった位置から正確にロングボールを供給していた、カゼミーロに代わって出てきたのはリバプールのボランチ、ファビーニョでした。左MFのパケタの代わりも、RマドリードのFWビニシウスでした。そのため、ブラジルはベンチメンバーが出てきてもゲームのクオリティが落ちないという、もう一つの強みも出てきました。

韓国は、イングランド・プレミアリーグでアジア人初の得点王になった孫興民がいましたが、彼のポジションである左MFはブラジルの攻めの前に引かざるを得ず、持ち味であるゴールへ向かう動きは出させてもらえませんでした。ブラジルの運動量が少し落ちて、韓国がカウンターで攻めた場面も時折あったものの、最後はブラジルのサブメンバーである、コウチーニョとジェズスのゴールで5-1となってブラジルの勝利に終わりました。

この試合を見た印象では、ブラジルといえどすべての時間でドリブル突破して決定機に至るというわけではないです。韓国が元気な時間は、彼らも一流選手なのでブラジルの個人技に対応できます。しかし、少しでも体力が落ちたり、集中力が落ちたりすると容赦なく畳みかけることでブラジルの強みが出ています。2018年W杯のコスタリカ戦で、0-0で推移しながらロスタイムに2点取った、ブラジルの強みをちょっと思い出しました。

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