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クロップ監督の手腕(マンチェスターC対リバプール)

2015-12-04 11:28:30 | ワールドサッカー
今日は風邪で会社を休んでおり、こんな時間の更新です。こういう、会社を休んでいるときは、撮り貯めたワールドサッカーのビデオを見るには絶好のタイミングです。そのため、NHK-BSで放送していた、イングランドプレミアリーグ、マンチェスターC対リバプールのビデオを見ていました。

イングランドでは、3バックのチームはほとんどないので、私の好きな異なる戦術の攻防戦は見られませんが、それでも見どころは十分ある試合でした。それは、リバプールに就任した新監督、ドイツ人のユルゲン・クロップ氏の戦術が見られたからです。クロップ氏はドルトムントを率いて黄金時代を作った監督で、昨年の成績不振で退団してフリーでしたが、やはりまだまだ監督業に情熱は残っていたことが、この試合を見ればわかりました。

それはリバプールの動きでわかりました。クロップ氏はドルトムント時代は激しいプレッシングサッカーでした。これまで、堅守速攻で欧州CLを優勝した実績もあるリバプールが、このクロップ氏の指導ですっかり変わっていることを感じます。シティのDFラインに対し、リバプールは前からFWフィルミーノ(11番)、MFコウチーニョ(10番)、MFミルナー(7番)、MFララーナ(20番)を先兵に、何人もでプレスを掛けて高い位置で奪うサッカーを見せました。

リバプールは前監督のロジャース氏を解任して、クロップ氏は途中就任なので、これだけの戦術を短い時間で植え付けたクロップ氏の手腕を感じます。もちろん、リバプールといえども体力が無限なわけではないので、プレスに行かない時間は明確に分けていました。そういうところも、欧州サッカーの奥の深さです。

シティは解説の戸田和幸氏によれば、ヤヤ・トゥーレ(42番)の守備力を狙われました。ヤヤ・トゥーレは確かに芸術的なスルーパスや強烈なシュート力を持つ、攻撃的なボランチですが、戸田氏によれば守備に切り替わるところで戻りが遅いとの指摘です。そこを、リバプールがプレスに行くと数的不利を作られるので、この試合の4-1というスコアになりました。後半、ヤヤ・トゥーレを下げてフェルナンジーニョ(25番)を入れて守りを固めると試合が落ち着いたので、なるほどと思いました。

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