9月に行われた、欧州CLグループリーグ初戦のバルサ対ユベントスのビデオを、今さらながら確認しました。バルサはネイマールがパリSGに移籍して抜けており、代わりに獲得したデンベレが右のMFに入る4-4-2に変わっていました。これに対し、ユベントスは守備の強さが売り物で、普通は攻撃の選手を象徴とするのですが、ボヌッチ、バルザーリ、キエリーニというDF3人を強さの象徴として「BBC」と呼んでいたチームです。
こういうチームがバルサと当たるとなれば、メッシ対策が最も見たいポイントです。ユベントスは4-3-2-1という後ろを厚くする陣形を引き、ボランチ3枚のプヤニッチ、ベンタンクール、マチュイディがバイタルエリアにしっかりと鎮座して、メッシに入り込むスペースを与えない戦略を取ってきました。
その戦略は、前半終了間際までは機能していました。ユベントスが長いパスを出して、ディバラとドグラス・コスタを走らせる攻撃がシュートまで行けたからです。この日は1トップのイグアインが残念ながら不調でしたが、ディバラとドグラス・コスタは1トップを追い越して走り込み、相手GKテア・シュテーゲンを脅かす場面も作っています。
それでもバルサが勝てた理由は、あくまでメッシにこだわれたことです。バルサの、メッシがたとえ相手3人に挟まれていてもパスを出す、常識的にはあり得ないパスですが相手を抜いて時折機能させられます。そうやって相手守備の隙をうかがいながら、カウンターでメッシが走るという前半終了間際のチャンスに、落ち着いて決められる能力がメッシにはあります。
そうなればあとはバルサの試合でした。バルサはまだ開幕間際で、戦術的にはフィットできておらず、ダブルボランチのラキティッチとブスケッツの連係に課題を残しましたが、それでもメッシに入れておけば何とかしてくれる強さは持っています。そんなメッシが、2ゴール1アシストと大活躍して、試合は3-0でバルサの勝利に終わりました。
ユベントスはリードされたときに、マンジュキッチが負傷で不在だったのが響きました。思惑通りに試合を運んでいても、メッシは一人でも何とかできてしまう、それもサッカーだと思います。
こういうチームがバルサと当たるとなれば、メッシ対策が最も見たいポイントです。ユベントスは4-3-2-1という後ろを厚くする陣形を引き、ボランチ3枚のプヤニッチ、ベンタンクール、マチュイディがバイタルエリアにしっかりと鎮座して、メッシに入り込むスペースを与えない戦略を取ってきました。
その戦略は、前半終了間際までは機能していました。ユベントスが長いパスを出して、ディバラとドグラス・コスタを走らせる攻撃がシュートまで行けたからです。この日は1トップのイグアインが残念ながら不調でしたが、ディバラとドグラス・コスタは1トップを追い越して走り込み、相手GKテア・シュテーゲンを脅かす場面も作っています。
それでもバルサが勝てた理由は、あくまでメッシにこだわれたことです。バルサの、メッシがたとえ相手3人に挟まれていてもパスを出す、常識的にはあり得ないパスですが相手を抜いて時折機能させられます。そうやって相手守備の隙をうかがいながら、カウンターでメッシが走るという前半終了間際のチャンスに、落ち着いて決められる能力がメッシにはあります。
そうなればあとはバルサの試合でした。バルサはまだ開幕間際で、戦術的にはフィットできておらず、ダブルボランチのラキティッチとブスケッツの連係に課題を残しましたが、それでもメッシに入れておけば何とかしてくれる強さは持っています。そんなメッシが、2ゴール1アシストと大活躍して、試合は3-0でバルサの勝利に終わりました。
ユベントスはリードされたときに、マンジュキッチが負傷で不在だったのが響きました。思惑通りに試合を運んでいても、メッシは一人でも何とかできてしまう、それもサッカーだと思います。