Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

W杯組み合わせ決定

2017-12-03 21:10:48 | ワールドサッカー
なかなか記事にできませんでしたが、サッカーネタでは「W杯組み合わせ決定」というビッグニュースが土曜日の未明にありました。皆さんご存知の通り、日本の対戦相手はコロンビア、セネガル、ポーランドに決まりました。この組は、唯一「W杯優勝経験国」がないという、多少は日本にとって有利な要素もあります。

コロンビアはショートパスをつなぐ、技術を前面に出してくる相手です。前回のブラジル大会で、最終戦で対戦して1-4と大敗した相手という記憶が残っていますが、当時とはコロンビアのチーム事情が少し変わっています。当時のコロンビアは上向きの時期で、ファルカオ、ハメス・ロドリゲスら若手が、ワールドクラスにのし上がっていく途中の時期でした。

今回も彼らはいますが、当時と違って彼ら二人はやや伸び悩み気味です。ファルカオはマンチェスターユナイテッドでうまく行かず、フランスのモナコに移っており、ハメス・ロドリゲスはRマドリードで出場機会に恵まれませんでした。南米予選も2位で通過したとはいえ、最後の混戦に巻き込まれています。今回は日本と初戦で当たるので、何とか勝ち点1をもぎ取りたい相手ということになります。

セネガルはアフリカ地区で、映像ではチェックが難しい相手です。リバプール所属のトップ下、サディオ・マネがいるチームとして知られますが、アフリカのチームはボーナスの額を巡って選手とサッカー協会が対立するなど、内部のマネジメントのミスで崩れることがあります。日本としては、ここは勝ち点3を取りたい相手です。

ポーランドは、第一シードの中では比較的やりやすい部類に入ります。もっとも、今回のポーランドには、ドイツのバイエルンでエースストライカーとして活躍する、レバンドフスキがいます。レバンドフスキはアフリカ系以外では最強の選手として知られ、高さとパワーとスピードをすべて兼ね備えた、非常に強力なFWです。

策士ハリルホジッチ監督は、もちろん何か対策を考えていると思います。3バックにしてDF二人でレバンドフスキを見るような、何か変わったことをやってくる可能性もあり、その策がはまって引き分けに持ち込むことができれば、決勝トーナメントもあり得ない話ではないと考えています。

これから、映像などが手に入れば、追加記事を書いていこうと思いますが、今の時点でわかっていることで書いてみました。
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昇格プレーオフ決勝(12/3名古屋対福岡)

2017-12-03 20:24:37 | 他チーム
午前中、起きて来られないというダメダメな日曜日でしたが、昇格プレーオフ決勝の名古屋(J2:3位)対福岡(J2:4位)はテレビですが見ていました。名古屋はシモビッチ、福岡はウェリントンという、ヘディングに強いFWが1トップにいるという、似ているカラーのチームだろうと、試合前は思っていました。

映像を見てみると、その予想は覆されました。名古屋は名将風間監督が率いていますが、シモビッチの頭に頼るのではなく、パスをつないでシモビッチには足元のポストプレーをさせるサッカーをしていました。シモビッチの足元が上手いので、シモビッチも一つのパスの中継点と割り切っています。名古屋はJ2最多得点ですが、得点者は分散しています。

これに対し、福岡は堅い守りからのクロスを生かしたチームです。こちらは、ヘディングに絶対的な強さを誇るウェリントンの頭が命綱です。同じ3-6-1のシステムを引く両者ですが、アウトサイドの人選にもカラーの違いが出ており、名古屋は攻撃的MFタイプの和泉と青木に対し、福岡はDFタイプの駒野と亀川という違いがあります。

事実、福岡はJ2最小失点のチームです。守備の組織はしっかりしており、シモビッチにCB富安がしっかりついて、自由にはプレーさせないという気持ちは伝わってきました。富安が振り切られてても、サイドの實藤、堤がカバーする約束事は徹底していました。それでも、この試合は引き分けではJ2リーグで上位の名古屋がJ1昇格となるルールで行われています。

両チーム、持ち味を出して攻め合った、楽しめる試合でしたが、0-0のスコアで終盤まで来ると次第に福岡の運動量が落ちてきました。攻めなければいけない福岡は、ボランチの三門を下げてFWの城後を投入して、ウェリントンの頭狙いのサッカーで最後の攻撃を仕掛けます。名古屋にカウンターを食らったら止められない、賭けですが、それでも何度かチャンスを得たのはウェリントンの頭の強さゆえです。

最後は名古屋が0-0のスコアで逃げ切り、名古屋の1年でのJ1復帰が決まりました。名古屋にとっては、最多得点と言っても失点が多かった、苦しいシーズンだったでしょう。浦和もJ2で苦しんだことがあるのでよくわかりますが、それでも最低限の結果を残し、来季はJ1で自分たちのサッカーを試せます。もう落ちられない、そう思って来季は戦うことになるのでしょうね。
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