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大久保嘉人、FC東京移籍

2017-01-04 21:36:41 | 他チーム
以前から新聞紙上で書かれていた話ですが、今日川崎FW大久保嘉人選手のFC東京移籍が正式に発表になりました。大久保の34歳という年齢を考えると、FC東京が最後の活躍の場になる可能性があります。今日は大久保がらみのネタを書きます。

大久保は、サッカーの名門、長崎県の国見高校の出身です。国見高校時代の大久保のプレーを生で見たことがありますが、当時のポジションはトップ下でした。当時の大久保は膝に分厚いテーピングが巻かれていて本調子ではありませんでしたが、正確にフリーの味方に配球する能力はさすがでした。

プロ入りは2001年、セレッソ大阪です。このセレッソ大阪時代にFWにコンバートされます。偶然ですが、大久保のプロデビュー戦は駒場スタジアムの浦和戦だったので、私は見ていますが、途中出場の相手チームの選手が印象に残ることはまずないのでプレーの印象はありません。

FWにコンバートされてからの大久保は、スピードを武器にするようになりました。今、トップ下だった鹿島FW金崎夢生がブレイクして日本代表に選ばれるほどになっていますが、金崎の開花はスピードに乗せる体の動きなどのテクニックが要因です。おそらく、当時の大久保も、同じようにスピードに乗せる技術から開花したのでしょう。

セレッソ大阪時代、スペインリーグのマジョルカからオファーが届き、海外挑戦も実現させています。もっとも、大久保にとって欧州はあまり居心地が良くなかったようで、マジョルカものちに移籍したドイツのボルフスブルクも、海外挑戦は短い期間で終わります。

マジョルカから帰国して、ヴィッセル神戸に移籍して長く主力でプレーしましたが、大久保がJ1最多得点記録を残すほどのFWになれたのは、川崎フロンターレでの活躍が理由です。川崎での大久保は、敵として見ても生き生きしていた印象です。おそらく、大久保の持っている、動き出しの早さとフリーになる技術を、後ろから中村憲剛や大島が正確なパスで生かしたからでしょう。フリーになればパスが出てくる、川崎でのプレーは大久保にとって楽しかった日々だと想像しています。

FC東京でも、もちろんFWとしての期待でしょう。FC東京は中島や東など、サイドアタッカーが多いチームなので、川崎時代の縦パスより、横からのパスに反応することが多くなるでしょう。その役割をこなし、ワンタッチで決めることができれば、前人未踏の200ゴールもありうるかもしれません。
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