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驚異的なタフネス(鈴木啓太)

2007-09-06 20:28:19 | 浦和レッズ
今季はACLのある強行日程を戦う浦和ですから、主力選手の負傷離脱はよくあることになっています。これまで、出場可能な全ての試合に出てきた、坪井や阿部勇樹もついに負傷してしまいました。そんな中、一人だけ元気なのが鈴木啓太です。出場停止の神戸戦で、ついに欠場しましたが、その激しく動き回るプレースタイルを考えたら驚異的なことです。

代表でもフル出場に近い状況で、今回も欧州遠征に呼ばれています。鈴木啓太が悪かった試合の記憶は、今季に限ればアジアカップから帰国直後の広島戦くらいです。かつての鈴木啓太は、ミドルシュートがどこへ飛ぶかわからないという欠点がありました。

たまに入ることはあり、2001年の味スタで豪快なミドルを決めていますが、鈴木啓太の攻撃力はなかなか身につかない課題でした。しかし、今の鈴木啓太は、前に出るタイミングが非常に良いです。点につながった場面では、千葉戦で水野を股抜きしたアシストがあります。

また、点にはならなかったですが、アウェーの大宮戦で、ロングボールを頭で落とし、ワシントンの足元に通しています。今では、攻撃に転じても、かなりのことはできるようになっています。山田と入れ替わって、右サイドをドリブルで崩すこともあります。

本業の守備は、もともと能力は高かったですが、前がかりになりがちなアジアカップの代表チームで、きっちり相手のカウンターに体を寄せて、相手にバックパスをさせたプレーは高く評価しています。

しかし、浦和はACLを目指すチームです。まだこの話をするのは早すぎますが、クラブW杯で当たるような相手は、鈴木啓太の位置にいる選手(守備的なボランチ)が絶妙のスルーパスを出します。まだまだ、目標は上にあると思って、さらなるレベルアップに励んで欲しいものです。
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