「セッコク」(石斛)は、岩や樹に着生するランの1種で、
江戸時代より古典園芸植物として栽培されました。
開花期は5月頃の初夏ですが、
「桃苑」(とうえん)という品種が、9月上旬に開花しました。
桃色花で、喉が緑の清楚な花です。
水苔で小鉢に植えて、冬は無加温の納屋で越冬しています。
近くの空き地(住宅跡地)を菜園と果樹栽培に利用、
果樹は甘柿・渋柿・ブルーベリーと、イチジクです。
イチジク(無花果)の品種は「ドーフィン」、夏秋兼洋用種で、
市場に出る8割を占めるそうです。
原産地は地中海周辺やアラビア半島南部で、
花を咲かせずに実を着けるように見えるので「無花果」と
書きますが、イチジクコバチが共生しているそうです。
日本のイチジクは、受粉を必要としない単為結果性品種で、
食用部分は果肉ではなく、花(小果と花托)の部分になります。
9月中旬、1回分の最多収穫です。
5月下旬、夏果の実が膨らんできました。
6月上旬です。
7月に収穫がを期待しましたが、ヒヨドリに食害され、
網袋を2重にかけても防げず、数個しか付かなかった夏果は全滅。
その後、小さな蕾が急成長して秋果となります。
異常な暑さの8月上旬、鳥も暑すぎて山に入ったのか、
1部は食害されますが、収穫できる果実も出てきました。
一部に網袋を掛けながら、秋果の収穫が始まりました。
8月下旬、ある日の収穫、
9月上旬の、ある日の収穫、
9月中旬の実成りです。
2~3日ごとに収穫、老人2人では食べきれないので、
隣家の皆さんにも食べていただきました。
収穫し終えた後、枝先を仰ぎ見ると、
また、たくさんの小果が着いています。これはどうなるのか??
宿根姫ヒマワリはキク科ヒマワリ属の多年草タイプを指します。
「ロドンゴールド」という品種は、北米原産の八重咲種で、
夏に長期にわたって咲き続ける、耐寒耐暑性もある強健種です。
玄関前の南庭、花梅とシモクレンの樹下西側に増殖しています。
花径6~7cm程、八重咲の濃い黄色花を咲かせます。
8月初めから咲いていましたが、
8月中旬、オンブバッタに食害された、花弁数が少なめの花と、
花弁数が多い大輪の花です。
9月上旬、西側から見ました。
初夏にはホタルブクロとオニユリが咲いていた場所です。
東側から見ました。
ハナトラノオが脱出して菜園コーナーに移動しています。
9月中旬、花数が一気に増え、個々の花も長持ちしています。
北側の玄関前から見ました。 草丈は40~70㎝位です。
9月20日前後、これからも咲き続けます。
菜園コーナーに移動したハナトラノオのピンクと、ニラの白、
黄色い姫ヒマワリと引き立てあいます。
休憩中のイチモンジセセリです。
睡蓮鉢や、貯水容器に産み着けられた卵は、
水温によって違いますが2~3日で孵化します。
今回は、オタマジャクシの成長を見ます。
(5月上旬から8月上旬にかけて撮った画像です)
睡蓮鉢で孵化したばかりの、小さなオタマジャクシ、
直ぐには泳ぎ出さず、容器の壁面に付いてジッとしています。
撮影のために、鉢受け皿に卵を移して観察します。
孵化直後(生きていますが動きません)
その翌日、まだ殆ど動きません。
さらに2日後、餌を探して動き始めましたので、
睡蓮鉢に移してやりました。
粉状のメダカの餌や、金魚用の細粒餌を食べて成長します。
1か月以上経て、体長5cm程に成長すると、
尾の付け根に、小さな後ろ足が形成されます。
後足が大きくなると、エラ穴から前足が出てきます。
頭部の色や形が変わって来ました。
これから尾が短くなります。
オタマジャクシからカエルに変わる、「変態」中です。
「サルスベリ」(百日紅)は、ミソハギ科の落葉中高木です。
中国南部原産で、夏を代表する花木の1つです。
庭を作り変えた時、HCで購入した苗木を南東隅に植えました。
濃い目の紅色で、枝先に、たくさんの花をまとめて咲かせます。
1つの花の花弁は6枚で、縁が強く波打ちます。
生長とともに、肥大した幹の樹皮が剥がれ落ちて、スベスベに。
猿が滑り落ちることは無いそうですが、
7月上旬から咲き始め、7月中旬の開花姿です。
晴天時にはクマバチが、ブンブンと賑やかに飛び交いました。
たくさんの花が密集して開花したので、シベも良く見えません。
7月下旬です。
7月末、強い雨に打たれた後、
重い花房で、枝が垂れ下がってしまいました。
そこで、まだ咲いている枝も剪定しました。しばし休んで・・・
8月中旬には、新たな枝先にできた蕾が開花し始めました。
8月下旬です。
9月上旬には、2度目の満開を迎えました。
9月中旬、えんどう豆の支柱後に、前年のこぼれ種で育った
西洋朝顔「ブラックナイト」と共演し、現在は終い花を少しだけ、
ほぼ100日間、咲き続けました。