「サカキ」(榊)は関東以西の温暖地に分布する常緑小高木で、神事に用いられる木です。
(新潟県では「ヒサカキ」を代用とし、スーパーや花屋で売られています。)
苗木を求めて、鉢で育て、自宅東の軒下に植えました。
成長はゆっくりですが、花を咲かせ、実を結び、何よりも神棚にお供えできます。
6月下旬に咲いた花は、清楚な白花です。
葉の下で下向きに咲く小さな花は、うっかりすると見落としてしまいます
アリさんが上ってきているから、甘い蜜も出している?
花後に小さな実が着き、下は生育した8月中旬の緑実です。
秋には茶色になって、
晩秋に黒く熟します。
写真記録を失念し、気付いた時は12月初めでした。 すでに多くの実が鳥に啄ばまれたり
落果してしまいました。 残り少なくも、この黒光りする果実にも魅せられます。
今年は暖冬ですが、例年より早く12月3日に雪囲いしました(昨年の反省から)。
樹高110cm程に成長した榊も、中に黒い実を抱いて、竹縛りされ冬籠りです。
革質の葉はツヤがあり、縁にギザギザがなく、端正で美しく、
神棚に供えても長期間枯れることがありません。
庭に3種のススキを植えました。
鉢植のヤクシマススキを植替えた時、一部を庭に移植したものが大きく成長しました。
8月15日、ハスが咲く脇で、早くも「ヤクシマススキ」(屋久島ススキ)が穂を上げて、
10月23日、秋陽に白く光ります。 右下は、玄関前のハナミズキと門柱よりの
ハナノキの紅黄葉の間で、輝くヤクシマススキです。
次は、葉幅が狭く小型な「イトススキ」(糸ススキ)です。
10月26日、ヤマボウシ・サトミの背後で穂をなびかせています(北側から見ました)。
株元には自然実生でリンドウやホタルブクロが咲き、採取した種を蒔いたナンバンギセル
も開花しました。 下は11月3日の姿です。
終いが、通路脇に植えた、斑入り葉の「シマススキ」(縞ススキ)です。
大きくしたくないので途中で刈り込み、ナンバンギセルがたくさん咲いたこともあって、
穂が出るのが遅くなりました。 10月26日、右手前は「西王母」椿です。
11月3日、光を受けたススキは、庭の季節に欠かせなくなっていますが、
放任すると、ススキ野原になってしまう恐れも・・・・・・・。
少し離れた空き地(30数坪の古住宅跡地)、草薮を放置できず、道路側に花壇、次に菜園、
その奥に果樹を植えました。
苗木を植えて数年が経ち、イチジクと2本の柿で収穫できました。
柿の1本は甘柿の「富有柿」です。 完全甘柿として国内で最も多く生産されています。
昨年、花が咲くも実が稔らず、今年初めて、しかも80個ほどの大量収穫でした。
5月下旬の花です。
小さな実が着いた6月上旬、 ビッシリ着いた実を大分摘果したんですが、・・・。
7月下旬、実が成長して来ました。
次は8月下旬、右下は9月下旬の実生りです。
10月上旬になると、果実の色が緑から黄色く変って来まし。
重くなって、枝が垂れ下がって来ました。
10月下旬の実生りです。
11月上旬、2日に1個だけ採取し試食、甘く美味しかったので、
4日以降、適宜に数個から10数個(おすそ分け)ずつ収穫しました。
11月中旬には、葉も紅葉して来ました。
11月中旬、葉も多く落葉し、収穫のたびに枝も剪定しました。
右下サムネイルは11月25日、葉が1枚も付いてなく、残る果実を隣人と二人で全て
収穫し分けました。 毎日1個ずつですが、こんなに柿を食べたのは初めてでした。