春の椿（９） 「西王母」

西王母（セイオウボ）ツバキは、庭植えは秋に開花し、
雪で傷んで、春にはわずかに残り花が咲きました。
　
東側軒下で、３月末に咲いた花です。　
　

　

　
　
挿し木で育った予備の鉢植えは、
秋には咲かずに春４月上旬に咲きました。
　
中国の神話上の女神：西王母が、漢の武帝に与えたという
３千年に一度実が生るという西王母が桃、
この蕾が、その桃に似ているところから、名付けられたそうです。
　

　

　
淡桃色地に紅のボカシが入る、一重の筒咲き、中輪の花は、
幕末に加賀で作出されたそうで、茶花によく利用されます。
　

　

　

 

庭のチューリップなど

玄関右手前にハナミズキを植え、住宅基礎との間に小花壇を作り
スイセンとチューリップにムスカリを植えました。
庭を作り変えてから、植えっ放しです。
　

　
　
３月下旬、チューリップとスイセンの葉が伸び出してきました。　
　

　
４月上旬、スイセン（ブログアップ済み）と
ムスカリが咲き出しました。　
　

　

　
４月中旬、チューリップが咲き始め、　
　

　
その３日後です。
今年は、葉だけ伸びて花が咲かない株が多くなりました。　
　

　

　
その中で、原種系の「ライラックワンダー」が咲き揃い、
ピンクの花弁に中心部のイエローが愛らしく、
草丈２０cm程で小さいが、大輪の園芸種にない魅力があります。
　

　

　
４月下旬、スイセンは花の終わりを迎えました。
　

　
　
もう１ヶ所は、北側ブロック塀脇に、
以前より庭に在った球根を移植したものです。
少し遅れて咲き、４月下旬の画像です。