「ナツハゼ」は、全国の山地・丘陵に自生する、
ツツジ科の落葉低木です。
夏にハゼノキのような紅葉が見られる、というのが名の由来。
40年ほど前に、知人からいただいた苗木を、
鉢に植え樹高20cm余りで、毎年開花結実しています。
6月初め、スズランのような小さな釣鐘型の花を咲かせました。
花後に着いた、7月中旬の果実です。 緑色から茶色に、
7月末です。 暑すぎ? 紅葉は色薄く、綺麗にはなりません。
10月中旬、黒熟した果実が出てきました。
10月下旬、ようやく紅葉も綺麗になって、
11月半ば、紅葉も散り終えた枝先に残った果実です。
果実は酸味が強いですが食べられ、
ジャムや果実酒にもできるそうですが、
鉢植えで、量が少ないので全く利用していません。
「ヨメナ」(嫁菜)は、関西に分布するキク科の多年草で、
春の若芽が食用にされ、嫁菜の由来となっています。
HCでヨメナの斑入り葉種を入手し、
近くの住宅跡地の利用で、菜園と果樹地の間に植えました。
秋に淡紫色の花が咲きます。
春の新葉から初夏にかけては、斑入り葉です。
夏には斑が消えて、雑草のスギナが繁茂したので、
ヨメナを残しながら除草。 秋にたくさんの花が咲きました。
10月下旬に咲き出した花、
11月上旬、地下茎で繁殖し、群落を作っています。
快晴の陽射しの中で、花をクローズアップしてみました。