ハイキング仲間との月例会で 伊賀忍者の里である三重県伊賀市の「上野公園」周辺を散策しました。

まずは 当市のシンボルである「伊賀上野城」に向かいました。
この城は白い3層にわたる城郭が美しく 鳳凰のような優雅な姿から「白鳳城」とも呼ばれています。
この城は白い3層にわたる城郭が美しく 鳳凰のような優雅な姿から「白鳳城」とも呼ばれています。


城の歴史としては 豊臣秀吉の命により1585年に筒井定次が大阪を守るために築城したのが始まりです。
その後徳川の時代になり1608年に「藤堂高虎」が豊臣方との決戦に備えるべき大幅な改造を加えました。
豊臣方と対峙するために築いた「高石垣」は高さ約30mもあり日本有数の高さを誇っています。

折角の機会ですので 城の天守閣に登ってみました。


城の内部の1階・2階は展示室になっており 藤堂家所縁の品々が多数展示されています。

まずは 藤堂高虎公の座像と戦用の各種甲冑からですが 中々の格式があります。


こちらは 立派な「大名駕籠」です。

「伊賀焼」の銘品も 風格ある花瓶や大皿等が展示されていました。


最上階の3階からは 屋根の大鯱や伊賀上野市のパノラマ展望を楽しむことが出来ます。

藤堂高虎は築城・軍略の大家として知られ 綿密に設計された伊賀上野の町は日本でもごく少ない貴重な歴史的な町と言われているようです。
尚現在の伊賀上野城は 1935年に地元出身代議士の川崎克氏が私財を投じて再建されたものとのことです。