ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

人参

2012-03-06 22:47:38 | 農業

今朝は、昨夜からが続き、午前中は雨かな・・?っと思っていましたが、

7:30頃から小降りになってきたので、畑に向かいました。

道中で止んでしまい、次第に明るくなってきました。

9時には、お日様が顔を出し、てきて、畑作業にとても良い天気に。

かなり降ったはずの雨ですが、圃場は、土作りをしっかりしているので、水捌けも良く、水溜まりも有りません。

幾ら雨が降っても、土が触れることは、有難いことです。

土が出来ていないと、土作業では直ぐにねちゃねちゃって感じになり、土をこねてしまい、乾くとカチカチになってしまいます。

土作りは、とても重要ですね。

 

さて、人参の播種をしました。(播種とは、種まきの事です。)

農業をしたことがない人から、質問があったので、説明・・。

人参を育てたことがない人へ、1ポイントアドバイスです。

セリ科ニンジン属のニンジンは、とても小さな種子です。

播種をするときも、一粒ずつ植えるには、大変ですね。

一粒ずつコートしてあるコーティング種子もありますので、そのような種を使用しても良いですね。

さて、ここで植え込む際に、穴を開けて深く植え込むと芽が出てきません。

2cm程溝を付けるようにして、その溝に種を入れるようにします。薄く(1~2cm)土をかぶせる程度、土をかぶせなくてもいいくらいです。

そして、昨年も農業家の方が、播種をしても、芽が出なかった等の報告もありました。

聞くと深く植えたようです。

そして、播種の際は、土に肥料をあげないことに注意しましょう。

肥料をあげて、播種すると発芽率が、悪くなります。

無肥料の状態の土で、播種することが重要です。

ナサラは、基本的に無施肥ですが・・!

 

腐葉土のような柔らかい土がとても育ちが良いので、硬くなるような土、粘土質やシルト質の圃場では、

腐葉土などを混ぜて、良く耕起して播種すると良いですね。

株間は、8~10cm位が通常です。

発芽して、混んできたら、間引きするようにしましょう。

最初に、株間間隔で播種している場合は、間引きする必要がありません。

人参専門の農家さんは、機械も揃えているので、間引きもしませんね。

発芽して、ある程度成長したら、米糠を薄く表面に撒き、その上に籾殻をかぶせると

保湿も保ち、成長もよくなりますので、籾殻をのせると良いですね。

このような事に、注意して育てましょう。

 

しかし、先日まで福島、新潟にいたので、帰ってくると気温差に・・・大変です。

日中ー1℃だった福島とは、全く違うからね。こちらでは、今日22℃まで上がりました。

シャツ1枚で、十分過ごせます。・・・畑をしているとそれでも暑いくらいでした。

明後日は、神戸で講演なので、又寒いところへの移動となるので、上着を持っていかないとね。

気温差が激しいと体調も崩しやすくなるので、注意しないとね~!

一番、重要な時期なので・・・

明日も畑で、頑張らないと

実験用に、育てなければならないものが、沢山あるから・・

そして、薬科大の薬草園の準備も・・

3月は、農業スタートで、テンやワンやですね。

 

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