ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

オリーブの剪定

2012-03-09 02:23:05 | 農業

今朝はていましたが、次第にそらに・・・

午後から、尼崎のN先生のクリニックの屋上へ

芝の状態とオリーブの選定に

芝は、新芽が出始めていました。雑草も所々出ていましたので、これから除草しなくてはならない時期に入ってきましたね。

カラスノエンドウもありました。鳥が種子を運んで来ているのでしょう。

屋上だからね~。

平坦性もとれてきて、良い状態になってきました。

オリーブは、苗木から随分大きくなりました。

高さが4m程になってきました。

こちらのオリーブは、2.5m程の高さです。

最初から少し低かったのですが、高くなっていない原因は、昨年選定をしていなかった事

オリーブはモクセイ科の植物ですので、選定しないと四方八方に枝が伸び、丸くなってしまいます。

ですから、選定しておけば伸びる方へ、どんどん伸びていきます。

上の写真のオリーブは、上に伸びるように剪定したので、高くなったということですね。

風通しを良くしてあげると病気にもなりにくいので、ある程度、選定をすることが、良いですね。

N先生が、木陰の下で、休憩できるような感じが良いと言われていましたので、そのような感じに枝作りをしています。

下枝をかなり落とし、風通しが良い様に、中間から上部も枝をスキました。

低かった方のオリーブも下枝を切り落としました。

ここで、切り方について・・

右側が今年切った切り口、左が昨年切った切り口です。

同じくらいの枝を切ったのですが、1年で樹皮がかなり巻いていますね。

このように幹の元で切ると樹皮が綺麗に巻き込んできます。

元で切らないと樹皮が巻きません。これは全ての樹木に言えることです。

街路樹や公園の樹木が、枯れる原因は、このように元で切り落とさないことが、ほとんどといっていいほどです。

樹皮が巻かないので、残した切り口から腐蝕し、虫が入り、枯れていきます。

自然界では、雪が積もりその重みで、枝が折れると、根元から引き裂かれるように折れます。

幹と枝の堺が、修復出来るようになっています。

剪定も自然をよく見ていると、どこで切るのがよいか分かりますね。

切ったばかりの枝と下の部分が昨年切った枝の部分です。

今年には、綺麗に樹皮が巻きますね。

 

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