流れゆく雲に

風に季節を聞きながら、日々の出来事をつづります。

ミングル @いろは(岸和田)

2018-11-25 22:08:22 | 日記

春に引き続き秋もいろは(大阪府岸和田市)でミングルのライブが開催された。

この時期を関西ツアーと位置付けているそうです。

私は岸和田のみですが、京都や神戸でも開催されています。

 

サブタイトルに「2018紅葉の頃、2度目のいろは」とあるが、24日は折しも大阪万博が決定した日でした。プログラムに文字を入れたかったけど間に合わなかったと小田島さんが話していた。

 

1部の4狐 

新潟の「狐の夜祭の前夜祭」で演奏することになった。そこで演奏する曲を探していたとのこと。

狐(きつね)の曲を海外(ヨーロッパ)で探したら、あるんだけどなんかイメージが違う、そうか、

ヨーロッパはキツネ狩りのイメージ。日本は、キツネに化かされる騙される、そんなイメージがある。

橋本一子さんの「きつね」が演奏された。

昼間に聴くからいいけど、夜だったら、怪しさと幻想が倍増して、ちょっと不安な気持ちになるだろう。

6四季・春より

kaoさんのアレンジ。軽快で楽しい。クラシックもアレンジによって印象が変わる。

2部の4四季・秋より

アイリッシュのテイストを入れてみた、とのこと。

 

アンコールはマイウェイ(ジプシーキング)でした。

一般的には、フランク・シナトラですが、ミングルはジプシーキング。

 

ミングルでは、いろいろな音楽が聴けるから楽しいです。

ジャズからクラシック、ミュージカル。そして、アレンジが凝っていて好きです。

 

ミュージシャン

kao ヴァイオリン

小田島亨 10種の木管楽器


詩の朗読ライブ「ポエム・夢の時間」@インターラーケン

2018-11-12 22:03:31 | 日記

11月11日詩の朗読ライブ「ポエム・夢の時間」を聞きに出かけた。

場所は、和歌山市ぶらくり丁にある喫茶インターラーケン。

 

詩の朗読   上田清、岡崎葉

フルート演奏 竹内愉美子

 

上田さんが朗読をするのは実に21年振りとのことです。

後半は、散文詩を読んでいました。

飾り気のない自然な調子でおだやかなこころもちになれます。

作品の中には、奥様が「妻」だったり「あなた」だったりで登場します。

仲の良いご夫婦のやりとりが想像できます。

 

 

岡崎さんは、若い頃は「恋愛詩」を書いていたが今は「愛」についての詩ですと、話していました。

「恋愛」から「恋」がとれたんです。とも話されました。

 

詩を書いた時の背景やエピソードが聞けました。

例えば「雪の話」に出てくる、花の名前の喫茶店、とは”カトレア”という名前の喫茶店だということ。

知らず知らずに詩の世界にいました。

 

岡崎さんの詩集を持っているので自宅に帰って読み返してみました。

「世紀末ラブソング」からは、世紀末ラブソング

「キスを知らない不良だった」からは、傷

「春をいくつ」からは、優しすぎてまぶしすぎて・春の夕暮れ・雪の話・十年が経って

 

フルートの竹内さんは、詩の作品を事前に見せてもらってイメージした音楽を選んだということです。

やはり、「愛」の音楽が浮かんだそうです。

「愛のよろこび」や「愛の讃歌」は言わずもがなですね。

 

瞬く間に時間は過ぎました。

外に出ると街はもう秋の装いでした。

 

 

 


かわにし寄席 @キセラホール

2018-11-09 23:05:29 | 落語

7日にキセラホールで開催された「桂米朝一門会」に行ってきました。

キセラホールは、川西市にできた新しいホールです(川西市文化会館に代わってできた施設)。

キセラホール

新しいホールは、わくわくします。1000席。

 

出演者は、桂米團治、桂ざこば、桂南光、桂南天、桂ちょうば、桂米輝(よねき)

 

演目をメモしていたら、隣の人がスマホで撮っていた。

なるほどね、と気が付く。私はタブレットを取り出した。間違いないし、早いわ(笑)

 

ざこばさんは、脳梗塞になってリハビリをしている噺を枕にしていた。

これでも、話せるようになったんですよ、でも、時々おかしなことを言うんですわ。

このバスタオル、冷蔵庫に入れといて→このバスタオルを洗濯機に入れといて(と本人は言いたかった)

笑いに変えてしまうざこばさん。

 

米團治さんは、故米朝さんのご子息。なんでもこの春に、米朝事務所の社長になったとのこと。

ざこばさんや南光さん(常務や専務)を通り越して平だった私が社長になりました。

米團治さんらしい演目だった。ええかっこしいなんですよ、と枕で話していた。

踊りを習っているその仕草がおかしい。物腰の柔らかな踊りの師匠、蛍踊りができるというガサツな男、

泣いている幼い弟子等々。

 

大いに笑わせてもらった。

 

芸文(兵庫県立芸術文化センター)から花が届いていた。

 

阪急オアシスからは、コチョウランが届いていた。

これからどんな舞台がここで観られるのか楽しみだ。

 

 


日日是好日

2018-11-08 14:51:27 | 映画

11月6日に、やっと見てきました。

「日日是好日(にちにちこれこうじつ) 樹木希林さんの遺作

(NHKのドキュメントで知ったのだが日本映画はこれが最後だったけど、この後確かフランス映画だったと思うが出演している)

二十歳の女子大生 典子はひょんなことからお茶を習うことになる。

二十歳の春から24年間の物語。

土曜日がお稽古の日だ。

何気ない日常の日々に、茶道がおだやかに時に厳しく、自然の摂理と共に「好日」を伝えていく。

 

樹木希林は、まさに茶道の先生だった。そして、人生の先生でもあった。

まだ見ていない人もいると思うのでネタバラシは、少な目に。

武田先生(樹木希林)が言う、「同じことの繰り返しなんだけど、それってしあわせなことよね」

12年に一度しか使わない干支のお茶碗。

 

私自身も、その昔茶道を習っていたので、なつかしかった。

そうそう、袱紗をね、”ぱん”って鳴らすのよ。うんうん、お茶碗を拝見するの。

 

夏には夏の、冬には冬の、四季折々の、掛け軸があって茶花があってお点前がある。

いい映画をみた日でした。

 

 

 

 

 

 


ティチャーズ ライブ@伊丹郷町

2018-11-05 17:33:58 | 音楽

この時期好例となったティチャーズのライブに出かけた。場所は、兵庫県伊丹市郷町の酒蔵。

 

 

ほっこりする歌詞がシンプルな言葉があたたかく包み込んでくれるそんなユニット。

2016年より男性キーボード(SHIMORIN)が加わって表現の幅が広がった気がします。

 

中でも私の好きな曲は「羽」。

ーどうかあなたが光を掬えますようにー

光をすくう、という表現がとても気にかかる。

新曲も披露された。「七色涙」「並木道」(これも新しいよね)

 

ASAKOさんとHITOMIさんの声が合わさってSIMORINのキーボードが後押しして、この酒蔵が別世界だった。

「アンコールは、用意していないので今日歌った中からやります。」とHITOMI。

客席から「途(みち)」と「羽」のリクエストがあった。

 

私も言おうと思っていた。「羽」がもう一度聴けてよかった。

楽しいひとときをありがとうございました。

 

 

HITOMI (guitar&vocal)

ASAKO  (vocal&chorus)

SHIMORIN (keyboard)