流れゆく雲に

風に季節を聞きながら、日々の出来事をつづります。

フライデーナイト・ファンタジー (ギャラリー菊でクラシックを聴く)

2015-10-31 11:40:45 | 音楽

10月30日、宝塚歌劇花組公演の終演後、

私が向かったのは大阪市西天満にあるギャラリー菊でした。

kaoさんプロデュース企画するライブコンサートに参加しました

コンセプトは”金曜日の夜にギャラリーで耳にアートな刺激を”(チラシ文より引用)

 

ヴァイオリン:植村薫(kao)

ピアノ:谷口敦子

チェロ:日野俊介

 

濃厚な時間を過ごせました。

またギャラリー内ということもあり近い席でしっかり演奏を見ることができました。

例えれば、宝塚大劇場のSSS席(そんな席はありません、念のため)に座った気分です。

 

解説、好きです。ロシアの音楽家に多いのですね〇〇スキー。

 

kaoさんのヴァイオリンの指使い、弦の様子、弓の状態が見える、聴こえる、

一瞬自分で演奏している気持になった。

ピアノの鍵盤を優しく、時に強くたたく指。ピアノを愛しんでいる様子がわかる。

ピアノの楽譜をめくる人の気遣いが感じられる。

チェロのささやくような、遠くで見守るような、穏やかな音色、

それでいてヴァイオリンと寄り添うような競うような弦の弾き。

 

すべての楽曲よかったのですが、

特に「イタリア組曲」が好きです。陽気なイタリアを思わせます。

そして、

休憩後の「ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.32」

圧倒されました。

 

音楽を聴きながら絵を愛でる、贅沢な時間を過ごせました。

kaoさんの緑の北海道のキティハンカチ、好きです。(笑)

 

初めて降りたかも「南森町」

もっと地図を知っていれば梅田から歩くのだけど、夜だし来た道を帰りました。


新源氏物語/ Melodia (宝塚歌劇花組公演)

2015-10-31 10:26:51 | 舞台

10月30日、宝塚歌劇花組公演を観劇した。

まず「新源氏物語」

幕開き、絢爛豪華な王朝の色彩に客席から「おお」という溜息交じりの感嘆の声が聞こえた。

 

舞台装置、盆が回って、部屋の中に入っていく感じがよかった。

物語の中に自分が入り込んでいくような気がした。

 

しかし、お芝居自体は単調で時間が長く感じられた。実際長かった。

その分ショーが短く感じた。

 

お芝居は1時間40分でショーは50分。

休憩時間が5分長いのは白塗りからショーへの準備時間を多くしているのだろう。

いつもは30分だから。細かいところが気になる。(杉下右京か(笑))

 しかしながら、明日海りおの光源氏は美しかった。

今の5組の中では一番似合うと思う。

 

さて、ショー「Melodia」

テーマカラーは赤だった。

最後のパレードで黄色かなと思わせたが、明日海りおの羽根飾りが豪華な赤だった。

男役の群舞に圧倒された。見惚れた。

ロケットも床に開脚するなんて今まで見たことがなかった。

群舞はいつ見ても美しいし、楽しいし、気持ちがいい。

 

お芝居が単調な分ショーで弾けた。

この間の雪組みたいだ。雪組の方が黒塗りでパッション強かったけど。

 

やっぱりここで写真撮りました。

今回の花組公演の観劇はしないつもりでした。(みりお源氏は、美しいのわかっているから)

けれど、観劇もしないのに宝塚大劇場および花の道に行くことがありました。(2回も)

無性に観たくなってしまいました。タイミングよく、お誘いを受けて快諾でした。

誘ってくれたコッチさん、ありがとうございました。

<m(__)m>

 

 


ジャズの響きに乾杯

2015-10-18 11:38:18 | 音楽

17日、西宮にある兵庫県立芸術文化センターで行われたジャズコンサートへ行った。

「コンポーザーズ ジャズコンサート3 with ビッグバンド」

ジャズコンサートは、初めてだった。

プログラムに途中で野次や歓声、そして、拍手をして下さい。

とあったし、アナウンスでもそう言っていた。

「おお」という歓声があがったり、楽器演奏者に拍手があったり、楽しかった。

ジャズといえばスタンダードな曲しか知らない、ぱっと浮かぶのは「テイクファイブ」。

知っている曲をあげればそのなかにいくつかジャズはあるかも知れない。

予約している旨を告げて受付でチケットを購入。

ホールに入る前にFBに投稿。ここまではネットが繋がっていた。

座席に着いて確認しているとインターネットが繋がっていないと表示が出た。

こういうのは当たり前だけど、ちょっと驚いたがうれしかった。

 

楽器のみの演奏もいいんだけど、ボーカルもほしいな、と思っていたら、

日本語の歌詞はうれしかった。

14、人生のスポットライト 作詞・作曲・ヴォーカル 上田大祐(場内アナウンスもされていた。)

ピアノ、トランペット、サックス、トロンボーン、ベース、ギター、ドラム、パーカッション、ヴィブラフォン・ヴァイオリン、の演奏者。そしてヴォーカルのみなさん。

楽しいひと時をありがとうございました。

 

ああ、終わった。アンコールがほしかった。

 

係のお姉さんが、ドアを閉めていく。

 

ここは10周年らしい。

 

さぁ、帰ろう。

 

 

 


第4回桂しん吉独演会

2015-10-15 17:20:03 | 落語

14日天満天神繁昌亭へ落語を聞きに出かけました。

応援している桂しん吉さんの独演会です。

桂米輝

「動物園」

よく知っている噺で落ちも知っている、しかし、楽しく聞けました。

動物園の園長さんはどんな動物でもできそうな人みたいに感じました。

 

笑福亭由瓶(ゆうへい)さんの「じゅうじゅう亭弁当」は、迫力ありました。

圧倒的な勢いで周りを巻き込んでいきます。

「アンタは正しい」そう思ってしまう、おかしさがあります。杓子定規な返答よりもっと心のこもった謝罪はないのか、”お金より暖かいごはんがほしい” 切実な願いです。おかしかった。

「七段目」

それぞれのお芝居を知っていればなおさらにおもしろいのだが、如何せん知らないものが多い。

若旦那はよっぽど芝居好きなんだ、と、うらやましかった。

 

これを宝塚歌劇ネタでできれば楽しいだろうな。

「オスカル見えていないのか」とか

「フランスの女王なのですから」とか

「死ねばいい」とか

にもう一人が答えていく。

中島みゆきさんの『夜会』でするのも難しいが楽しいだろうな。

「吹き抜けになっている場所で」とか

「お揃いの箸が二膳」とか

もう一人が歌って行く。

 

考えただけでわくわくする。

もうマニアの世界だろう。

 

「質屋敷」

幽霊を確かめに番頭さんとくまごろう(だったかな)が行く噺。

いかついくまさんの怖がりようがおもしろい。

 

「みどりの窓口」

これもきっと時刻表が頭に入っている人にとっては、この上もなく楽しいのだろうな。

答えに窮するのがまたおかしくて楽しい。

そんなことを聞くか?という素朴な質問を実はみんな聞きたかったりするものです。

あの箱からキップを出して!!

 

12日にお寺の落語会でお囃子の鳴り物(楽器)について聞いた後だけに新鮮だった。

 

大入り満員のようで大盛況でした。

会社帰り風の人が多かったのは意外でした。

初めての天満天神繁昌亭、堪能できました。また機会があれば行こう。

 

開場前のライティングに魅せられて

 

 


第一回 大昌寺落語会

2015-10-12 17:37:41 | 落語

落語会に行ってきました。

場所は川西市笹部にある曹洞宗 鶴林山 大昌寺です。

 

林家染左さんと笑福亭喬介さんそして、三味線 はやしや京子さん

 

まずは、住職のごあいさつ

 

最初は、林家染左さんです。

落語のおもしろさや小話をして、落語「つる」。

鶴はどうして鶴と呼ばれるようになったのか、物知りの人に教えてもらった通りに

他の人にうまく伝えられないと言った話。

 

 

喬介さんも小話、そして、落語「犬の目」。

目の治療に来た人の目玉を陰干ししていたら犬に食べられてしまい、

その犬の目玉を代わりにはめ込む、そうしたら…といったお話。

 

お囃子の鳴り物(楽器)の紹介が楽しかった。

大太鼓、締め太鼓、鉦、笛、三味線。

前座の出囃子の演奏。

米朝さんの出囃子も演奏してくれました。貴重な経験。

ここで中入り(休憩15分)

 

落語「七度狐」を染左さんが聞かせてくれました。

聞いたことのない落語です。

狐に化かされるお話。

 

どの話も楽しくておもしろくて、笑った。笑った。

でも、お囃子を実際に披露してくれたのはうれしかった。

大昌寺さんありがとうございました。

2回目、楽しみにしています。

誘ってくれたKさんありがとうございました。

 

笹部という地名は知っていたけど初めて来ました。

大昌寺の駐車場から見た景色。

もうすぐ稲刈りをするのでしょうね。

 

最寄駅は「山下(やました)」

帰ります。

妙見口から電車が着いて乗り換えのお客さんが降りてきました。