流れゆく雲に

風に季節を聞きながら、日々の出来事をつづります。

冬に咲く花

2015-01-29 22:21:43 | 植物

ロウバイです。

1月と言うこの寒い季節にどうしてこうも元気な黄色の花を咲かせるのか、不思議です。

黄色の花は元気が出ます、元気にしてくれます。

たとえばヒマワリ、たとえばフリージア、あげればきりがないです。

 

金網が見えるのはロウバイは幼稚園の庭に咲いているのです。

私は中に入れません。部外者ですからね、仕方ないです。

幼稚園にロウバイが咲いているなんて素敵です。けど園児たちは知っているのかな。

 

 

これは、サザンカ。

ツバキによく似ていますが、サザンカは花びらが散ります。ツバキは花ごと散ります。

陽の光を受けて束の間の日光浴といった感じです。

 

少し離れた神社。

どんぐりが落ちていました。

スズメやハトが食事にやってくるんですね。

寒さも、後少しです。立春までカウントダウン。

 

 


中島みゆき 縁会 2012~3 in MOVIXあまがさき

2015-01-27 15:08:10 | 映画

昨日(26日)行ってきました。中島みゆき「縁会2012~3 劇場版」。

カレンダーも忘れずに頂きました。4月始まり。

 

カテゴリーを何にするか迷ったけど映画館に行ったから「映画」にしました。

JR尼崎駅で下車することがそうそうないので早めに出かけました。

私の場合、徒歩1分や5分は信用できない、10分は考えておく。

けれど、デッキでつながっていたのですんなり到着。

 

「MOVIXあまがさき」は「キューズモール」内にありました。

平日のしかも月曜日そのうえ朝一の上映だったからなのか312席のところ50人もいなかった。

中央の見やすいいい席で見ることが出来ました。

満席とまでは言わなくても3分の1くらいは入ってほしいと思いました。(>_<)

土日は埋まっていることを祈ります。

 

肝心の感想です。

みゆきさんの歌声がとても好きです。

ささやくように、また激しく、祈るように変化自在の声音、両手をいっぱいに伸ばして天を仰ぐ仕草。

すべての歌の主人公が私であり、私たちであり、みゆきさんでもある。

抗いようのない日常の中で、ひととき、歌の世界に酔いしれてまた、日常に戻っていく。

楽しんだのは私たち、そしてみゆきさんとミュージシャンたち。

 

ヴァイオリンの石橋尚子さん、よかった。

間奏でみゆきさんがちょうど見上げるとヴァイオリンの彼女がいる。

時になめらかに時に激しく、奏でているのをうっとりとみゆきさんは聴いているように見える。

「縁」を聴いていたら「金魚」を思い出してしまった。(同じアルバム『予感』にはいっているから)

「常夜灯」の黒いドレスは色っぽい。

「地上の星」から「月はそこにいる」まで聴かせる曲が集中している。

もちろん、前後もいい曲なんだけど。

「恩知らず」で首を横にかしげる仕草が一等好きだ。

大きいスクリーンは偉大だ。

MCが最後だけしか使われないのは、寂しいけれど、メインは歌なんだからいいかな。

夜にブルーレイを見ながら歌ってしまった。

映画館じゃ歌えない。コンサートでも歌わないけど、口ずさむ。

 

 

 


ルパンに盗まれたのは

2015-01-26 15:51:45 | 舞台

25日に宝塚歌劇雪組公演(カード会社の貸切)を観劇してきました。

「ルパン三世」「ファンシー・ガイ!」 (ストーリー、解説は←宝塚歌劇HPを)

2回目の観劇です。公演も後半に入って当日券の残席が少なくなってきています。

この日は、HPの発表をみると立ち見券が100枚出ていました。

 

5日が私の初日でした。

どうしてでしょうか、あの日と同じ作品なのに今日(25日)は、胸を震わすセリフの多いこと。

舞台が進化したから。私の心が正月の浮かれ気分から日常に戻ったから。

理由はよくはわかりません。でも、来てよかった、もう一度観てよかったと心から思えました。

    

 

マリー・アントワネットがルパンに聞きます。(ルパンが未来からやってきたと言うので)

「未来はどうなっているの?」しばし、考えてルパンは言います。

「そうだな、自由だよ」

 

マリー・アントワネットにルパンは言います。「命を盗みます」と。

そして、8年後へタイムスリップ。

そこは、囚われて判決を待つカフェー未亡人(マリー・アントワネット)の部屋。

 

新トップ二人のお披露目公演、正月公演。まさにふさわしい。

「宝塚歌劇、新世紀 始まる。」

このタイトルの意味が心に響く。

早霧ルパンが歌う。

どうせ騙すなら世界全部を騙そう 盗むのなら世界一の宝を

(中略)

しょせん 俺たちしがないアヴァンチュリエ 冒険者

(後略)

(プログラムより歌詞参照)

 

 

ショー「ファンシー・ガイ」

望海風斗さんの歌がよかった。ルキーニ(「エリザベート」での役名)の時よりもっと好きになった。

ニヒルな悪役もいいけど人の良い小悪党も肩の力が抜けていい感じだった。

夢乃聖夏の歌声もよかった。退団が惜しまれる。

 

これからの雪組にさらに期待を抱いてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


宝塚歌劇の殿堂に感激

2015-01-24 23:42:46 | 舞台

宝塚歌劇雪組公演「ルパン三世」を観てきました2回目です。

5日と同じ作品なのですが、おかしい、前よりはるかによかった。

セリフのひとつひとつがはっきり聞こえたし胸に響いた、胸に届いてきた。

アドリブを除けば内容は変わらない、歴史の歯車も変わることはない、

ルパンなんだし、もっと楽しめばよかったんだと今さら気づいた。

観劇の話は後日に

まずは表題「宝塚歌劇の殿堂」に感激です。

 

写真OKのところで目一杯撮りました。でもパネル写真をカメラで撮ると写りこむ、

気づくと自分が映ってる(>_<)、けど、なんとか撮れている分を整理しました。

写真が多いです。<m(__)m>

 

今回は第三回企画展「レビューの歴史展」

大劇場で公演中の組のパネルや写真がありました。公演が変われば内容も変わる、と思います。

今は、雪組。

その前に撮影OKゾーンに入ってすぐの衣装と写真です。

        

順に轟悠さん、明日海みりおさん、龍真咲さん、早霧せいなさん、柚希礼音さん、凰稀かなめさん。

 

今日は早くに見つけた壮一帆さんのサイン。

  

 

「前田慶次」「My Dream TAKARAZUKA」の衣装と小道具。

      

実は階段パネルの前で写真を撮ってくれるサービスがあります。

めっちゃくっちゃ顔がこわばっているので、顔はカットです。

写真写りがつくづく悪いと実感。

でもね、東京のホテルの受付の人はうまく撮ってくれたなぁ、(男性だった)と思い出す。

人のせいにしちゃダメですね。

私が持っているこのシャンシャン(と言います)ですが、

昨年雪組のショーの際に壮一帆さん(当時の男役トップスター)が持っていたものだそうです。

撮影してくれた係のおねーさんが教えてくれました。

写りが悪くてすみません、これです。ね、一緒でしょ。ヽ(^。^)ノ

 

奇跡的にうまく撮れた、気がする。

映像が流れていました。特集がレビューなのでその部分だけです。(お芝居は上映されていない)

(ここはカメラNGです)

2014年の月組「TAKARAZUKA花詩集100!!」って各組の男役娘役トップスターが

出てたんですね。

雪組は緑の衣装で壮さんとあゆっちがいました。

 

ルパンは次回に報告します。

 


1月17日

2015-01-17 10:07:26 | 日記

1995年実家(和歌山市)に住んでいた。大きい揺れだった。

会社へ行くと事務机の引き出しが出ていたり、書類が落ちていたり、していたが

大きな被害はなかった。

確か和歌山もどこかの窓ガラスが割れたとニュースが伝えていた。その程度だったと記憶している。

現在、縁あって、兵庫県川西市に居住している。

今住んでいる付近も当時は大した被害はなかったようだ。

しかし、かの地はとんでもないことになっていた。TVニュースが信じられない光景を映していた。

当時、私はこんな詩を書いている。

 

「街が泣いている」

 

神戸へ行ったことがある

100万ドルの夜景と呼ばれていた街

宝塚へ行ったことがある

歌劇団の新しい劇場を私はまだ見ていない

 

街の灯りがすべて消えて

暗闇の中で炎だけが

その場所を示すように

赤い舌を出す怪獣のように

TVの画面いっぱいに映し出される

誰も何も できないなんて

 

この国はいったい……

 

人々の生活は変わり果てた

 

冷たい雨が降り

冷たい風が吹き

それでも朝は来る

きのうの延長線上に

 

あの日あの街は何を見たのだろう

自分で自分を守ること 誰も助けてくれないこと

だからみんなで協力すること

 

冷たい雨や冷たい風は私たちが作り上げた

社会なのだ

 

あの日あの街はすべてを失くした

私たちがみんなで できること

それは忘れないこと

あの日のあの街を 遠い空の中央の人々を

私たちが作り上げてきた今のこの日本を

 

モデラート3号 1995年5月15日

(「モデラート」とは、私が創刊時より投稿している詩誌。2014年、20周年を迎えた)

 

改めて、読んでみて感じたことだが、神戸のことも書いているが宝塚の大劇場を心配している。

”まだ見ていない”、ということは大劇場が新しくできたことを知っていて

行きたいと思っていたようだ。

宝塚歌劇団では、安寿ミラがサヨナラ公演だった、ということをこの記事で知った。(楽天WOMAN)

 

関西の友人知人たちに電話連絡したが、なかなかつながらなかったことを覚えている。

東大阪、吹田、三田、幸い連絡がとれみんな無事だった。

 

1月17日が毎年無事にむかえられますように

すべての人たちがこころすこやかに生きていけますように

1月17日を忘れないように