流れゆく雲に

風に季節を聞きながら、日々の出来事をつづります。

日日是好日

2018-11-08 14:51:27 | 映画

11月6日に、やっと見てきました。

「日日是好日(にちにちこれこうじつ) 樹木希林さんの遺作

(NHKのドキュメントで知ったのだが日本映画はこれが最後だったけど、この後確かフランス映画だったと思うが出演している)

二十歳の女子大生 典子はひょんなことからお茶を習うことになる。

二十歳の春から24年間の物語。

土曜日がお稽古の日だ。

何気ない日常の日々に、茶道がおだやかに時に厳しく、自然の摂理と共に「好日」を伝えていく。

 

樹木希林は、まさに茶道の先生だった。そして、人生の先生でもあった。

まだ見ていない人もいると思うのでネタバラシは、少な目に。

武田先生(樹木希林)が言う、「同じことの繰り返しなんだけど、それってしあわせなことよね」

12年に一度しか使わない干支のお茶碗。

 

私自身も、その昔茶道を習っていたので、なつかしかった。

そうそう、袱紗をね、”ぱん”って鳴らすのよ。うんうん、お茶碗を拝見するの。

 

夏には夏の、冬には冬の、四季折々の、掛け軸があって茶花があってお点前がある。

いい映画をみた日でした。