流れゆく雲に

風に季節を聞きながら、日々の出来事をつづります。

宝塚歌劇月組公演 観劇

2015-05-01 17:42:39 | 舞台

「1789-バスティーユの恋人たちー」を4月29日(水)15時公演を観劇した。

久しぶりの1本ものだ。本音はお芝居とショーの2本ものの方が楽に観られるからいいのだけど、

たまには本格的なミュージカル(お芝居)もいい。

 

プログラム:フランス国旗を持つロナン(龍真咲)

(レスリー・キーの写真はどことなくアンニュイな感じがするが素敵だ。)

お決まりのスタンプ

 そう、今日は貸切でーす。

「1789」が始める前に初舞台生の口上があった。

初舞台生の口上を初めて聞いた。緊張している声だったり落ち着いた声だったり、

初々しかった。彼女たちが新しい時代を築いて行くのだろう。

 

「1789」はその年号通り、フランス革命の話です。

グスタフ三世」はフランス革命前後のスウェーデン国王の話。

カリスタの海に抱かれて」はフランス革命前後の植民地の話。

宝塚歌劇ではフランス革命やその当時のヨーロッパが舞台になります。

そのほとんどが貴族社会が中心のストーリー。

 

今回は、父を殺され、農地を奪われて、パリに出て来たロナンが主役。

そう彼は農民だった。貴族側からではなく庶民側から描かれるフランス革命。

オープニング、バスティーユの壁に登るロナン(龍真咲)。

1789年7月14日、その日までの過去を綴っていく。

 

座席は1階12列1番、オペラグラスは必要ありませんでした。

しかも、花道が近い。まぁほとんどが舞台の袖にはけるのですが、

時折花道から出てきたり、はけたりします。ジェンヌさんの顔がはっきり見えるのです。

ストーリは追いかけます、舞台のセットも見ます、けど演者に近かった。もう少し真ん中だったらと

欲が出ました。

 

やはり、ショーがない分だろうか群舞が多かった気がする。

2幕目、ロベスピエールをはじめとした革命家や庶民が国王の命令を不服とし、

抗議するダンスが圧巻だった。手を打ち鳴らし、足を踏み鳴らし、一体となっていった。

 

王の弟を演じていた美弥るりかが気になった。悪役なんだけど、いい味出してた。

やっぱりもう一回観たい。2階席から。

 

この日は子供連れが多かったように思う。はたしてどれだけ伝わったのだろうか、と思う。

正直、内容的には重厚だった。(PUCKのアドリブありの楽しい舞台に比べれば)

しかもショーがない。まぁ初舞台生のロケットがあったからよかった。

フランス国旗にちなんで白、赤、青の衣装だった。

 

デュエットダンスがあり、大階段での男役のダンス、これはお決まりですね。安心します。

物語はおしまい。さぁここからフィナーレ(ショー)は物語とは別ですよ、と言った感じだった。

 

夕暮れ、いびつな月が出ていた。(実際は半月)

 

次回も次々回もその次も名作目白押し。

 

 

 

 

 

 

 


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