流れゆく雲に

風に季節を聞きながら、日々の出来事をつづります。

宝塚歌劇宙組公演 「エリザベート」を観る

2016-08-03 17:31:22 | 舞台

7月30日宙組公演「エリザベート」を観劇した。

宝塚歌劇にとってもファン(宝塚及びミュージカル)にとっても、「エリザベート」は特別な気がする。

他の公演と比べて、まずチケットがとれない。

そんなにも「エリザベート」が好きな理由はなんだろう。

最後にトート(死)とエリザベートは結ばれる、つまりは死んでしまう。

だから一般的なハッピーエンドではない。悲恋ものと言ってもいいかもしれない。

もちろん、大ヒットの「ベルサイユのばら」もフランス革命に翻弄されて主役たちは死んでしまう。

史実を元にしているだけに極端にストーリーは変わらない。多少舞台の見せ方や衣装は違うだろうけど。

オスカルは夢半ばで無念にも倒れてしまう。アンドレもマリーアントワネットも。

エリザベートは?

エリザベートは夫フランツを愛していたのに、トート(死)に魅入られてしまったのか。

トートの思いをルキーニが叶える。

もう少し、考えてみようと思う「エリザベート」だった。

 

ビジュアルを楽しむのいい。歌唱に聞き惚れるのもいい。華麗なダンスに見惚れるのもいい。

楽しんだり考えたり、わくわくドキドキするのが醍醐味だろう。

 

 

今回のトート(朝夏まなと)の髪は紫(宙組カラー)交じりの黒髪だ。↑

2014年の花組トート(明日海りお)は銀髪だった。

 

ハプスブルク家


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