5日宝塚歌劇宙組公演を観て来ました。
「Shakespeareシェイクスピア~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~」
「HOT EYES!!」
シェイクスピアについては作品は知っていても彼自身については全く知らなかった。
実際も知られていないことが多いらしい。
それを逆手にとって、
作・演出の生田大和は「ひょっとしたら」「いや、もしかしたら」「こうであった」かもしれない
彼の半生を妻とのロマンス、夫婦愛を軸に描き出した(プログラム生田大和の文章を引用、要約)。
詳しいストーリーはこちら宝塚歌劇HP
シェイクスピアの作品が劇中劇として演じられる。
ロミオとジュリエット、夏の夜の夢(PUCKを発見)、ハムレット・ジュリアス・シーザー、
マクベス、リチャード2世、冬物語のシーンが演じられる。
1階ロビーのパネル
(隣が「嵐」なので写真に入れて見ました。今回は、キリンがスポンサーなんですね)
そうそう正月飾りです。
正月の作品らしく楽しい作品でした。
朝夏まなとのウィリアム・シェイクスピアがよかった。
前回は将軍ラダメスを演じていたが、今回は好青年ウィリアムだった。
次第に言葉を追いかけて様々な物語を紡ぎだす。そして、ロンドンで単身赴任。
妻子を呼び寄せるが、やがて、妻や子供を顧みなくなり…
シェイクスピアと言えば小田島雄志先生が浮かぶ。
やはり今作もスーパーバイザーとして参加している。
彼は書いている。シェイクスピアのおもしろさは人間のおもしろさである。
もうひとこと付け加えれば、人間と人間の関係のおもしろさである。(プログラムより引用)
ショーは大階段を出したままだった。
大階段を使った場面はいいが、あとは舞台が狭かった。
素足で優雅に踊る朝夏まなと。見事である。
青い衣装が柔らかく私の心に触れて行った。
舞台を大きく使ってほしかった。
記念撮影用のパネル2016年版(他にもアップしているけどここにも)
2016年の元旦の新聞各紙(朝日・毎日・産経・読売)に掲載されていた。
カラフルで華やかだ。「未来へと続く夢を追い求めて」
101周年の新世紀のメッセージもよかったが、これもいいなぁ。実にいい。