南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

Why文化

2010-11-01 12:55:30 | ユニオン
土曜日に行われた「第1回対話集会」を終えて、あらためて「連合評価委員会 最終報告書」を読み直してみました。

30日を皮切りに来年2月までの土曜日を使って全地協との「対話集会」を計画していますが、初回を終えてなにやらワクワクしてきました。
2007年にスタートさせた「地域に根ざした顔の見える労働運動をめざして」運動が、私たちスタッフだけの独りよがりの運動になってはいないかの検証にもなります。
また地協との対話集会終了後には、構成組織との対話集会も検討していきます。

それぞれの対話集会を終えたのち、来年の定期大会でさらに踏み込んだ「地域に根ざした顔の見える労働運動をめざして」運動を提案する計画です。
対話集会でのツールは今年度の大会で提案した「第1号議案 労働運動の原点は現場にあり」です。
このなかで提起しているのは、地協や構成組織のみなさんと、私たち(会長or事務局長)が議論するポイントです。
従来の活動方針・計画提起型の議案とは大きく異なるスタイルです。
対話集会のほとんどの時間は、参加者の意見に費やされます。
全参加者からさまざま多様な意見を聞くことができました。

そのなかのひとつに「なぜ顔の見える労働運動をしなくてはならないのか?」という率直な疑問が出されました。
「それはなぜなんですか?」「それはほんとうですか?」「そもそもそれは必要なんですか?」
“それ”とはこの場合、「労働運動の顔を見せる必要性」という根源的な問題です。
あえて対話集会では結論は出しませんでしたが、こういった問いがでることこそ大切なことなんですね。

「連合評価委員会 最終報告書」にもこんなことが書かれてありました。
「労働組合・運動を再生するための改革の第一歩は、働く者の意識改革である。
労働組合・運動が危機にある理由は、単に制度や組織のみにあるわけではない。
問題は担い手である働く者自身の心の中にも存在している。
ではどのように意識改革すればよいのか。
それはまず、常に『なぜだ』という問いを発することから始まる


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