南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

学んでみませんか?

2013-09-20 17:13:05 | ユニオン
厚生労働省がまとめた働く人たちの「心の病」実態調査には驚かされます。
2012年12月に発表された「職場のパワーハラスメントに関する実態調査」では、過去3年間に職場でパワハラを経験した人の割合は25.3%で、4人に一人となっています。
この調査からは、パワハラが発生する職場に共通する特徴がわかります。
一番多かったのは「上司と部下のコミュニケーションが少ない」で51.1%でした。
問題は、パワハラを受けた人のその後の対応です。
なんと約半数の人はパワハラを受けた後も、どこかに相談するわけでもなく、ひたすら我慢していた(いる)とのことでした。

また同様に厚生労働省発表の「脳・心臓疾患と精神障害の補償状況」によれば、過労や仕事のストレスから「心の病」になって労災を認められたのは、過去最多の475件でした。(2012年度)
労災認定475件のうち、自殺(自殺未遂含む)は93件で、こちらも過去最多の数字でした。
その発症原因でも「嫌がらせ、いじめ」が増えています。

「働く人たちの雇用を守る」「働く人たちの生活を守る」、それ以上に「働く人たちの命を守る」役割にも労働組合はさらに意識すべきです。
残念ながらパワハラを受けた人たちが労働組合に相談した割合は、わずか2.4%でした。
職場における世話役活動のなかに、身近な人への心のケアを導入してみませんか?

関心ある方はこのセミナーがお勧めです。
まずあなたから始めてみませんか?



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