南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

二人いればできるんです

2013-01-10 19:13:10 | ユニオン
連合総研では、毎年2回、勤労者の意識調査を行っています。
「勤労者の仕事と暮らしについてのアンケート調査」と呼ばれるものですが、今回は定点観測調査に加え、トピック調査として「非正社員の権利についての認知状況」を実施しています。
それらの調査結果が「第24回勤労者短観」として公表されました。

調査の対象は、首都圏と関西圏に住んでいる20代から60代前半までの民間企業に雇用されている者です。
トピック調査の結果を見てみましょう。

【質問と結果】
以下の制度は、非正規社員(パートタイマー、アルバイト、契約社員等)であっても、一定の要件を満たせば利用できるのですが、それについてあなたは知っていましたか。

1、失業した場合、失業手当を受給できる
(知っていた 81.2%:知らなかった 18.9%)

2、仕事上でケガをしたり病気になった場合、治療費や休業補償が受けられる
(知っていた 78.2%:知らなかった 21.9%)

3、法定労働時間(週40時間、日8時間)を超えて残業した場合は、賃金の割増を請求できる
(知っていた 66.9%:知らなかった 33.1%)

4、年間に最低10日間の有給休暇を取得することができる
(知っていた 61.5%:知らなかった 38.5%)

5、2人以上で労働組合を作ることができる
(知っていた 23.1%:知らなかった 76.9%)

6、妊娠・出産をしたときは、産前(6週間)・産後(8週間)休業をとることができる
(知っていた 58.5%:知らなかった 41.5%)

7、原則として子どもが1歳になるまで育児休業をとることができる
(知っていた 54.9%:知らなかった 45.2%)

8、厚生年金や健康保険に加入できる
(知っていた 74.7%:知らなかった 25.3%)

なんと労働組合を作る権利の認知度がこれほど低いとは!
この認知度をどう高めていくのかがこれからの重要課題です。


追伸(1万歩クラブの新会員です)

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