南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

コミュニケ―ション型集会

2010-12-11 22:03:49 | ユニオン
連合静岡ユニオンの第4回定期大会が開催されました。
このユニオンは一人でも入れる合同ユニオンです。
毎回感心するのが定期大会の進め方です。
今日は12人の組合員が参加してくれましたが、執行部側の活動報告の後、ひとりひとりの組合員から近況報告を求めます。
連合静岡ユニオンの特徴は、他の合同ユニオンと異なり、金銭解決を求めて争う性格のものではありません。
もちろん万やむを得ずそこに至る場合もありますが、基本的には解雇を撤回させて働き続けるためのユニオン活動です。
みなさんの声を聴いていくつものことを感じました。
「私以外は誰もユニオンに加入してくれないし誰も何も言わない…、しかし私の発言で改善されたケースがいくつもある…(ちょっと淋しい)」
「これまで言いたい放題、やりたい放題の経営者が変化してきた…(もっと仲間を増やしていきたい)」
「ユニオンに加入して会社で初めて育休をとって復職した女性が出て喜んでいる…(これもユニオンに加入したからできたこと)」
そんな声に対して議長が短いコメントを返します。
それによって定期大会が研修の場へと変化します。
昨年に続き大変面白い大会でした。

午後は浜松地協との対話集会でした。
およそ2時間30分の時間をいただきましたが、20名が2周半であっという間に使い果たしてしまいました。
メリット論が運動論を凌駕しはじめていることに危機感を抱いている声や、それに負けじと頑張っている姿に、西部ならではの気風を感じました。
今日の浜松地協対話集会が今年最後の対話集会となりました。
来年1月の伊豆地協と、2月の富士・富士宮地協、東遠地協ですべての地協との対話集会が終了します。
地協対話集会での声をまとめあげたものをみなさんにも報告したいと思います。
きっとそれだけでも、いくつも気づくものがあると思います。

いずれにしてもコミュニケーションをとることの大切さを今日は教えられました。
ご意見いただいたみなさん、どうもありがとうございました。

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