傷だらけの日本社会

昨日の労働相談件数は５３件でした。
今日も朝から電話が鳴り響いています。

新聞紙上でも景気の悪い話ばかりです。
失業率は高止まりで、失業給付を昨年１２月に受けたのは約７７万人にのぼり、前年同月比３０％増でした。
失業者向け融資も急増しており、その返済もままならないままに、さらに追い込まれる人も続出しそうな有様です。

そうなると最後の拠り所は生活保護になります。
２００５年度に１００万世帯を突破して以来、１０７万、１１０万、１１５万世帯と増加の一途です。
従業員のリストラなどで大企業の自己資本比率は増加し、企業の安全性は高まりましたが、社会の安全性は反比例して悪化しています。
あってはならない自殺者も１２年連続して３万人（２００９年：３万２７５３人）を超えてしまいました。

繰り返して資本側にお願いしなければなりません。
どんな方策をも総動員し、雇用の場をつくりだしてください。
そうでもしないといよいよ日本社会が滅びの道に迷い込んでしまいます。