南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

とにかくやれることをやるのみ

2012-03-21 17:47:53 | ユニオン
平成25年度までに3万人の新たな雇用の創造を目指す「静岡県雇用創造アクションプラン」。
そのフォーラムが本日開催されて、パネリストとして参加してきました。

限られた時間ですので簡潔に私の思いを述べてきました。

「世界に誇れる日本の雇用社会が、バブル崩壊後の凄まじい競争社会の中でもろく崩れはじめていることに、強い危機感を持っています。
この雇用創造アクションプランに大いに期待するものですが、県民一丸となって進めるためには、まず現状についての危機感を共有すべきと考えます。
先ほど説明されたアンケート結果をみて愕然としました。
それは就職に対する家族の希望で、「希望する就職先でなければ就職しなくてもよい」と考えている家族が12.7%もいるという結果です。
どれほど雇用状態が深刻なのかデーターをもって示しますと、完全失業者数は1990年が4万7539人でしたが2008年には9万4987人に倍増しています。
失業や病気になって生活苦に陥り生活保護を受けている世帯は、1990年6万7491世帯から2009年19万3517世帯と激増、これが我が県の実態です。

とにかく連合静岡では“やれることはすべてやろう”との決意のもとで活動しています。
そんな中からいくつかのPJも生まれています。
ひとつは連合静岡中部ブロックの「グランド大井川」のPJです。
これは魅力ある街づくりのためのPJで、地域有志やNPOや地方議員らとともに動き始めたものです。
もうひとつ紹介させていただくと「新社会人向け労働相談キャンペーン」です。
たんなる法律相談ではなく、せっかく就職できても何かに悩んで離職する若者対策PJです。
一人で悩む新社会人のために先輩社会人としてお役にたてないかとの発想から生まれたPJです。

とにかく雇用創造と離職対策のためにはなんでもやろうという強い覚悟が求められています」


あれが悪い、これが悪いの評論家には誰でもなれます。
またそんな風潮が蔓延している世相でもあります。
せめて静岡県ではそうならないように頑張りたいと思います。

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