民主党代表選挙の結果

日本中をお騒がせした民主党の代表選挙がようやく決着しました。
実に微妙かつ繊細な選挙結果に驚きました。
国会議員（総数822ポイント）：菅（412） vs 小沢（400）
地方議員（総数100ポイント）：菅（60） vs 小沢（40）
党員・サポーター（総数300ポイント）：菅（249） vs 小沢（51）
総合計：菅（721ポイント） VS 小沢（491ポイント）

正直な話し、とにかく無事に終わって良かったなあーという感想です。
国難ともいうべき非常時ですから、閣僚はもとより、与党議員すべては寝る間も惜しむほどの激務であるはずです。
一刻も早く、具体的な“21世紀の国づくり”に入って欲しいと思います。
政治の役割はひと言で言えば「決断」です。
官僚は優秀ですから方向だけ定めれば、何パターンかの具体的政策をまとめてくれるはずです。
その中から政治が「決断」すれば、国は動きます。

“災い転じて福となす”ように、今回の代表選を通して議論した内容を再吟味し、民主党一体となってがんばってください。
国民はこれからの民主党のあり様を眼を開いてよく見ているでしょう。
激しかった代表選挙を乗り越えて、一皮むけた民主党の姿を見せてあげれば、国民は政府を信用してくれるでしょう。
どうか「１人前の政党」になって、世のため、国民のために働いてください。